NO.261 |
2003/05/20 (Tue) |
Barry White, King of Get-it-on Music, Suffers Stroke |
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ビルボード電子版が5月19日報じたところによると、ソウル・シンガー、バリー・ホワイトが最近脳梗塞を起こした。ホワイトの娘、シャヒーラによると、バリーは昨秋から腎臓疾患をわずらっており、去る5月1日、脳梗塞を起こし、言語障害になっているという。 そのため、現在右半身が麻痺しているが、精神的には問題はなく、腎臓移植ができるための健康状態の回復を待っている。 バリー・ホワイトの所属レーベル、デフ・ジャム・グループによると、バリーは昨秋以来、高血圧による腎臓機能の低下により人工透析を受けていた。5月1日、腕にカテーテルを注入する手術を受けたが、脳梗塞を起こしたという。 ただし、これは小さなもので、復活し、歌うことに問題はない、としている。 一方、ロスアンジェルス市はサウスパーク地区のリクリエーションセンターに「バリー・ホワイト」の名前を冠することを決めた。これは、彼が同地区で育ったことにちなんでのもの。 +++++ 低音。 バリー・ホワイトと言えば、その低音の声が最大の魅力。コンサートでは70年代中期に一度来日している。1944年9月生まれということで、現在58歳。最近ではテレビ・ドラマ「アリー・マイ・ラヴ」の中で彼の作品が使われたり、実際彼が番組に登場したりして、人気復活しているところ。 彼の音楽をさして、英語でget-it-on musicと表記する。直訳すれば「やるときの音楽」。なるほど。今回初めてこの表現を知った。確かに、彼のセクシーでセンシュアルな音楽は、まさにベッドタイム・ミュージック。ほかにもget-it-on musicといえば、マーヴィン・ゲイ、テディー・ペンダーグラス、アイズレー・ブラザースなどなど、いろいろある。 僕が彼の中で非常に好きなのが、ビリー・ジョエルの「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」。バリーが歌っているヴァージョンはイントロに彼独特のナレーションをいれて、情感豊かに歌う。アルバム・ヴァージョンが長くて、とてもいい。シングル・ヴァージョンはちょっと短くなっていて、物足りない。 そのほかでは、最近だとクインシー・ジョーンズの「シークレット・ガーデン」でのバリーの声も印象的だった。早期回復を祈りたい。 +++ Edited By Barry A. Jeckell. May 19, 2003, 11:30 AM ET Barry White's Family Confirms Stroke Soul singer Barry White, battling kidney failure since last fall, suffered a new health setback on May 1 with a speech-impairing stroke, his daughter, Shaheara White, has revealed. The stroke also affected the right side of White's body, but the 58-year-old entertainer is otherwise in "great spirits" as he waits in Los Angeles for his condition to stabilize enough to undergo a kidney transplant, his daughter said. White's record label, the Island Def Jam Music Group, disclosed in September that he was undergoing dialysis for kidney failure brought on by a history of high blood pressure. "My dad had surgery May 1 to place a catheter in his arm," his daughter said. "He had a stroke ... that affected his speech and the right side of his body, but he is in great spirits." The singer, a native of Galveston, Texas, who grew up in L.A., was honored last week through a resolution adopted by the L.A. City Council to name a recreation center for him. +++ |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |