NO.137
2003/01/28 (Tue)
Teddy Riley
リズム。

87年から90年にかけて、まさに飛ぶ鳥をも落とす勢いだった「ニュー・ジャッ
ク・スウィング」。「ニュー・ジャック・スウィング」とは、とてものりのよい、は
ねるようなリズムを持った曲のことで、このリズムを開発したのが、テディー・ライ
リーという当時まだ20歳の若者でした。キース・スウェットの「アイ・ウォント・
ハー」(87年)、ジョニー・ケンプの「ジャスト・ガット・ペイド」(88年)などが初
期の「ニュー・ジャック・スウィング」のリズムを持った曲です。

以後、およそ、7−8年にわたって、誰もがいち時期はこのリズムを使い、「ニ
ュー・ジャック・スウィング」が大ブームになりました。

2月の「フィールン・ソウル」内「ブレイジン・ブラック・ミュージック」のコー
ナーで、石島さんがこのテディー・ライリーを特集します。テディーは、現在、ブラッ
クストリートというグループの新作が3月に発売されますが、これが大変お気に入り
になったということで、急遽、このテディーの特集になりました。

テディーは、87年にガイというグループを結成し、その後、解散して、ブラックス
トリートというグループを結成しました。今度の新作は4作目になります。

それにしても、久々にこの「ニュー・ジャック・スウィング」のリズムを聞くと、時
代を感じてしまいました。やっぱり、流行ものっていうのは、すたるのも早いんだな
あ、と痛感しました。それでも、このリズムを生み出したテディーは、すごいです。
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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