NO.105 |
2002/12/28 (Sat) |
45s |
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英語で、『45(フォーティーファイヴ)』といえば、かつては7インチ(17センチ)シングル盤のことを指していました。いわゆる「ドーナツ盤」ですね。「ドーナツ盤」自体がもう死語です。ないんだから。 で、70年代くらいまでは、これが音楽業界の生命線だったわけです。まずこのシングルを出して、ヒットさせて、それからアルバムを作って、という感じでみんなまずシングルをヒットさせることに命をかけていました。今とはだいぶちがいます。 そして、昨日、サルソウルのシングル盤が必要になり、久々にトランクルームで埃にまみれたシングルの山と格闘したのです。 でも、そうすると、それはそれなりに、昔のシングル盤とか思い出して、「ああ、これこれ」とか、「これもあれも、よく聞いた」とか、聞きたくなったりして。これは、アルバムには入ってないシングルのみ、とか。マニア心がまたぞろでてきてしまうんですねえ。まずいまずい。 そんな中、カール・グレイブスという74年から77年くらいまでにかけてちょっとだけ活躍したシンガーがいるんですが、そのシングル盤を5枚ほど発見しました。うち4枚(8曲)は、アルバム未収録という大変貴重なシングル盤でして。ちょっとうれしいですねえ。こういうのが、でてくると。 カールについては、また追って書きましょう。 シングル盤っていうのは、なかなか味わいがあります。特にアメリカ盤は、レーベルのデザインがいろいろあって、おもしろいです。 |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |