NO.100 |
2002/12/23 (Mon) |
Grammy Nominations |
---|
来年のことを言うと鬼が笑うそうですが、来年そうそうの話をしましょう。 昨日『ソウル・ブレンズ』内で、今年のベストオブ的に3曲を選んだのですが、その中で、ノラ・ジョーンズを再度紹介しました。4月に紹介したときには、まさかこんなスーパースターになるとは夢にも思いませんでした。 今年の新人のブレイクの中では、きわめて大きな成功を収めたアーティストといっていいでしょう。ライヴも大好評でした。アルバム、アメリカでジャズながら200万枚ですからねえ。これは、すごい。 で、話は、どんどん突き進むわけですが、はやくも、来年のグラミーのノミネーションにはいるかどうか、っていうことなんですね。最近は、グラミーを当てに行くのではなく、グラミーのノミネーションを当てに行くという、まあ、マニアックなメンタリティーにもなっているわけで。 来年1月7日ノミネーションが発表されます。その中で、やはり、「ベスト・ニュー・アーティスト(新人賞)」に一体誰が来るか。 こんな名前が可能性ありです。 ノラ・ジョーンズ、アヴリル・ラヴィン、アシャンティ、ミッシェル・ブランチ、ジョン・メイヤー、ヴァネッサ・カールトン、ダニエル・ベディングフィールド、ザ・コーリング、そして、B2Kなど。 そして、おもしろいことに過去6年間、この部門はすべて女性シンガーが獲得しているんですね。 僕は、ノラ・ジョーンズを本命に、アヴリル、アシャンティあたりを対抗にしたいところ。グラミーの選考委員の音楽的嗜好から行くと、まず、ノラ・ジョーンズは固いと思います。 ノラにスポットを当ててみた場合、彼女が入れるカテゴリーは他に、「アルバム」、「レコード」、「ソング」の主要3部門に加え、「ベスト・ポップ・フィメール」、「ポップ・ヴォーカル・アルバム」、 「ベストR&Bフィメール」、「ベスト・ジャズ・ヴォーカル・パフォーマンス」など計8部門にものぼります。わお、すごいな。来年のグラミーは、前年がアリシア・キーズ、インディア・アリーに注目が集ったように、ノラにスポットがいくかもしれません。そうすると、また、これが売れることになりますね。 1月7日にノミネートが発表されたあと、2月23日、今回はニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンで発表されます。 And the winner goes to... |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |