NO.078 |
2002/12/01 (Sun) |
Maurice White Talks |
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突然ですが、アース・ウインド&ファイアーのリーダー、モーリス・ホワイト、ヴァーディン・ホワイト、ラルフ・ジョンソンの3人にインタヴューすることができました。モーリスは単独で30分、ヴァーディンとラルフが一緒に60分。いやあ、たっぷりお話聞きました。 一応、来年でる予定の新作の話を中心にきいたわけですが、そうは言っても、彼らから70年代から80年代にかけての話を聞かないわけにはいきません。いずれ、この内容は来年の新作発表時のタイミングでまとめて出せると思います。お楽しみに。一部は、このホームページでも出したいと思います。 それよりも、なによりも、モーリスの声がとても小さかったのが、印象的です。ソフトスポークン、なんてものではなく、耳をそばだてなければ、聞けません。よって、彼の言葉に思わずただならぬ集中をしてしまいました。たまたま録音している器材からイヤーフォンでモニターしていたので、比較的聞き取れましたが、そんなのなかったら、かなり厳しいかも。そして、静かなホテルの部屋でよかったです。インタヴューでこれほど集中したのは、久々でした。 モーリスは、元気そうでした。話もシャープだし、質問の答えは、シンプルで明快。特に病気のようには思えませんでした。 ニューアルバムのタイトルは、おそらく 「プロミス」 になるだろう、来年3月くらいまでには発売できるだろうとのことでした。収録されるうちの6曲ほどを聞きましたが、打ち込みを主体としたメロディアスな曲がありました。 フィラデルフィアのルーツ、そして、アンジー・ストーンなどがゲストで入っています。ちょっとベイビーフェイス風の「ワンダーランド」という曲では、そのアンジーが歌っています。これ、いい曲です。 担当のディレクター氏がモーリスのインタヴューが終わったあと、「モーリスがあんなにしゃべったの、初めて見た」と言いました。うまくしゃべらせたのでしょう。取材した側にしてみれば、なかなか嬉しい言葉です。 今週は、ブルーイといい、モーリス、ヴァーディン、ラルフと、非常に密度の濃いインタヴューができました。 |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |