醍醐味。
おつかれさまでした。『ソウル・サーチン・トーキング 第三回』。席が一杯でお座りになれなかった方、申し訳ありませんでした。この『ソウル・サーチン・トーキング 第三回』さらに、その前の回については、報告をする意味で別にページをもうけてみたいと思います。
オープニングの簡単なヴィデオが終ってから、ケイリブがピアノを弾き始め、歌いだしたのは「ソング・フォー・ユー」でした。やはり、ケイリブはダニーの声にあっているようですね。声質が似ているのか。けっこう向いています。
ダニーの資料や、インタヴューなどは極めて少ないので、反省点としては詳細なネタを集めきれなかったかな、というのは僕は個人的にありました。今回もいろいろあたってみましたが、少なくともネットではでてきませんね。昔の印刷文献をあたらないとだめかもしれません。
半分以上の方アンケートを書いていただきました。ありがとうございます。さまざまざなご意見を参考に、次回以降に反映していきたいと思います。
第二部で、ダニーが72年頃に出演したアメリカの『フリップ・ウィルソン・ショウ』に出演したときの映像を少しご紹介しました。ここで、彼はバンドで、口パクではなく、「プット・ユア・ハンド・イン・ユア・ハンド(邦題、サインはピース」を歌います。おそらく、会場のほとんど全員にとってダニーの動く映像の目撃になったのではないかと思います。これはねえ、ライヴをしているところが、テレビに映っているだけなのに、すばらしいですね。観客席からもヴィデオが終ったときに、拍手が来ました。
第二部になってからやった曲の中で、ケイリブは「リトル・ゲットー・ボーイ」のコーラス部分「エヴリシングス・ガット・トゥ・ビー・ベター」を観客にコーラスさせたのですが、これはなかなか盛り上がった。このあたりから徐々にヒートアップした感じ。
セット4は、事前にケイリブがリストアップしていた曲名に「ホワッツ・ゴーイン・オン」しかなかったので、「これ一曲で15分やるのか」と尋ねると、「いやあ、もう少しメドレーで彼が緊急にやることを決めた曲と言って歌いだしたのが「ホー・オール・ウィ・ノウ」。そして、観客席にいたレディー・ヨーコさんを呼び出し、なんとデュエットをご披露! それが、「ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー」でした。「あの人は誰?」とみんなびっくりしていました。
そして、アンコールで歌われた「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」は、観客全員があのサビのところを歌ってかなり盛り上がりました。やはりこういう感じはライヴの醍醐味ですね。ケイリブもこういう観客とのやりとりが好きで、のらせるのがうまい。そのときにコメントで言いましたが、木下航志くんも今日の「ソウル・サーチン・トーキング」にいらしたような観客の前で歌わせたいなあ、と思ったわけです。
いずれにせよ、ご来場いただいた方、くったくのないご意見、ご希望、ダメだしなど、ご遠慮なくどうぞ。ありがとうございました。また、詳細を後日まとめてみます。
setlist
Soul Searchin Talking Vol.3
At Rakuya 2004.9.22 (Wednesday)
show started 7:45
01. A Song For You
02. Flying Easy
03. Someday We’ll All Be Free
04. Superwoman
05. Jealous Guy
— Put Your Hand In Your Hand (Donny Hathaway live video footage from Flip Wilson Show)
–Break–
Second Set
06. Little Ghetto Boy
07. I Love You More Than You’ll Ever Know
08. For All We Know
09. The Closer I Get To Know (with Lady Yoko)
10. What’s Goin’ On
Encore You’ve Got A Friend
show ended 10.49
(2004年9月22日水曜、ソウル・サーチン・トーキングVOL.3)
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