字幕。
「ソウル・サーチン・トーキング」がいよいよ来週の水曜(22日)に迫ってきた。今日、冒頭で流すヴィデオに字幕を入れる作業をしてきた。まあ、中身に関しては当日のお楽しみということで、約4分半くらいのものだが、アメリカのテレビ局が作った素材を元に、それに字幕をいれた。
で、その字幕をいれる作業というのが、これがけっこう大変だ。訳を作るのがまずむずかしい。普通の本の翻訳はやったことがあるが、それとまったく違う。いかにカットするかに終始する。一行の文字数が決まっていて、それを表示する時間も1秒とか2秒とか決まっている。そうなると2秒ごとの文字数の上限が決まる。
ゆっくり話す人はいいが、早口でまくしたてられたら、もうパンクである。それにしても、なんか、こうして字幕がつくと、本格的だなあ、って感じである。それに、登場するアーティスト名や曲名もいれなければならない。正確にはオリジナルの映像にはアーティスト名、曲名ははいっていたり、はいっていなかったりなのだが、曲名は全部いれてみた。すると、曲名ははいるは、しゃべっている人のコメントの訳ははいるわで、なかなかごちゃごちゃしてしまう。
この4分半程度で編集だけで約2時間半。字幕自体の文字データは僕が事前に送っておいたにもかかわらずだ。しかも、オペレーターをやってくれた人は、かなりはやい。本当にスタジオを借りたら大変な金額になってしまうが、紹介の紹介ということで、お友達価格にしていただいた。やはり、映像を作るのは大変だ。でも、こういうのをやっていると、映像を作るというか、はやくドキュメンタリーを作りたいな、と思ってしまう。ただ字幕がつくだけで、「おおおっ」となって、嬉しくなってしまうのだ。2時間の映画の字幕作業なんて、ほんとに気が遠くなる作業だな、とつくづく思う。
イヴェントの中身はかなり練れてきている感じなので、お楽しみに。また予約もかなりいただいており、予約がない方は立ち見になる可能性が強いです。来られる方は、ぜひメール予約を。