満月。
実に綺麗ですね。しかし、この前、満月だと思ったら、もう再び満月になっている・・・。ということは、はやくも一月近くがたっているということです。
月を題材にした曲はたくさんあります。これは月のことを歌った歌ではありませんが、「ムーンリヴァー」。実は固有名詞なんですが、でも、月のイメージはあります。その種類のスタンダードだと、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」があります。これは、月まで飛ばしてっていうところでしょうか。「ハイ・ハイ・ザ・ムーン」というスタンダードもあります。ナタリー・コールが歌うスタンダードの「ペーパームーン」。ロックグループ、CCRのヒットに「バッド・ムーン・ライジング」なんてありましたね。
ムーンライトを題材にした曲もありますね。「ムーンライト・セレナーデ」、グレン・ミラーの超代表曲。ブランディーは、そのものずばり「フルムーン」という曲をだしています。アル・ジャロウは、「ムーンライティング」という曲を歌っていますが、これはテレビドラマのテーマ曲になってヒットしました。邦題は「こちら、ブルームーン探偵社」だった。ブルース・ウィルスの出世作。ポップグループ、キング・ハーヴェストの「ダンシング・イン・ザ・ムーンライト」なんて曲もありました。
さて、ソウル・サーチン的にお勧めは、パティー・オースティンが録音している「シュート・ザ・ムーン」なんていかが。グレン・バラード、クリフ・マグネスが書いたミディアム調の曲。なかなかポップな感じで、あまりヒットはしなかったのですが、僕はなぜかよく覚えています。ただし、同名タイトルで、違う曲もいくつもあります。なんとノラ・ジョーンズもこの「シュート・ザ・ムーン」というタイトルの曲を歌っていますね。あの「ドント・ノウ・ホワイ」を書いたジェシー・ハリスの作品です。