派手。
いやいやいや。まあ、楽しい楽しい。以前一度ライヴを見たが、あのスリー・ディグリーズを下敷きにした女性3人組、その名もスリー・ビックリーズが、あのクワマンこと桑野信義氏に率いられ、CDデビュー。そのお披露目ライヴがあった。まあ、一言で言えば、お笑いソウル・グループか。前回見た時は、カラオケテープだったと思うが今回はフルバンドをバックに登場。いきなりランクアップ! だ。
振り付けやら、化粧やら、衣装やら、節々のセリフやらで、チェリー、ヴァニラ、ハブの3人とクワマンさんはとにかく笑わせてくれる。しかも今回は、ドラムス、ギター、ベース、キーボードに4人のホーンセクションという8人のバックバンド体制。これにスリー・ビックリーズ3人とクワマンで計12人がオンステージだから、派手派手。
オリジナル以外は、タヴァレス・ヴァージョンの「モア・ザン・ア・ウーマン」、スリー・ディグリーズの「にがい涙」(日本語盤)、マーヴィンの「ホワッツ・ゴーイン・オン」、マリリン・マックー&ビリー・ディヴィス・ジュニアの「星空の二人」など。特に、「星空の二人」での、クワマンの声は、ビリー・ディヴィス系の声になっていて、あっているように思えた。「星空の二人」、英語なまりの日本語ヴァージョンでもいいかもしれません。
途中の寸劇というか、コントなんかも、場慣れしてるだけあって、お手の物。トークと歌と踊りと、コントで、1時間20分楽しめます。(笑) 忘年会とかに彼ら呼んだら、絶対受けますね。(笑) お笑いの合間に歌あり・・・。そんなことはないか・・・。(笑)
CDはインディから7月7日に発売されたもので、タイトルは『恋のモーレツラッパ吹き』。今後も、7月はかなりのライヴの予定がはいっています。詳しい予定などは下記で。
http://www.japanmusic.jp/em/k3b
ライヴが終った後、メンバーが客席にでてきた。ヴァニラちゃんに聞いた。「それ(顔を3人とも昔のラッツのように黒く塗っている)って、やっぱり靴墨なの?」 「いやあ、ちがうんですよ。さすがに靴墨だと、お肌に悪くて。今ではドーランを何度か塗ったりするんです」 な~~るほど。あと彼女は、ソロとしてもジャズなんか歌ってるんですね。へええ、やはりいろいろやってるんだ。伊達にお笑いだけじゃないんですね。(笑)
http://www.art-makoto.co.jp/hitomi/
趣味で始めたグループがCDまで出して、しかもデビュー・ライヴまでやっちゃうんだから、たいしたもんだ。それにしても、みんな派手派手です。
(2004年7月6日火曜、赤坂Bフラット=クワマン・ウィズ・スリー・ビックリーズ)
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