一発屋。
ダニー・ハザウェイのライヴ盤についての話題が沸騰ですが、最初の3曲のメンバーについての謎解きはかなり興味深いですね。おそらく、『イン・パフォーマンス』のメンバーがやっているように思えます。今回のCD『ディーズ・ソングス・フォー・ユー』の最初3曲に関してのクレジット表記は、おそらく間違っているのでしょう。というよりか、3曲のクレジットを載せていないというだけのことでしょうか。載せ忘れたというか。さっそくこのコンピを組んだデイヴィッド・ネイサンにメールしておきましょう。(笑) この件に関しては、近いうちになにかまとめてみましょう。
それはさておき。
今日の『ソウルブレンズ』のゲストは、熱帯ジャズ楽団のリーダー、カルロス菅野(かんの)さん。新譜がでたのですが、全曲、総勢17名のミュージシャンたちが「せいの」で始めて、2-3テイクで録音できてしまうそうです。カルロスさん「打ち込みのほうが時間、かかるよ(笑)」と。クール&ギャングの「セレブレイション」、「アイ・ウィッシュ」、「アイ・ウォント・ユー・バック」などのソウル・カヴァーをラテン調にしています。ジャクソン・ファイヴの「アイ・ウォント・ユー」は、かのスリー・ディグリーズをイメージしたスリー・ビックリーズの歌をフィーチャー。これが、また声質がマイケルによく似てるときた。(笑)
それはさておき。
今日の「ワンヒットワンダー(一発ヒット屋)」特集は、なかなか選曲が苦労の連続でありました。というのも、どのあたりまでを「ワンヒットワンダー」と認定するか、というのがむずかしいからです。二発ヒットがあると、まずだめ。しかし、その一発もみんなが知っていることが望ましい。ポップチャートで一発ヒットでも、ソウルチャートではけっこうヒットがあったり、となると、それもはずしたいところ。
それから、ヒット的には一発かもしれないが、その他の実績があってリスペクトされているアーティストなどもはずしたい。(笑) マクファーデン&ホワイトヘッドの「エイント・ノー・ストッピン・アス・ナウ」などは、ポップではほぼこれだけですが、ソウルチャートでは若干ヒットがあって、しかもソングライター、プロデューサーとしては大変な実績があるので、気分的にはいれたくない。それからジャンルでロックのものは、選曲テイストからはずさなければならなくなります。
一番いいのは、ぱっと大ヒットしてすぐ消えたような「今、どこ行っちゃったの」感が強いアーティスト。ミリ・ヴァニリなんかもそうなんですが、意外とヒットが4曲くらいあったりして、一発ヒットの範疇にビミョウにはいらなかったりして。今回の選曲で、なんどスタッフ間でビミョウという言葉が行き交ったことでしょうか。(笑)
それはさておき。
ジェイク・シマブクロ、会った人、みんながみんな、彼はすごくいい人だと言います。それから、ライヴの時の指の動きがすごい、と。ウクレレをジェイクみたいにとても弾けないヴァンス・ケイ曰く「僕は、フェイク・シマブクロ!」。