ガッツポーズ。
ガッツポーズが和製英語というのは知らなかった。その昔の1974年、ボクサーのガッツ石松が、試合に勝ったときに両手のこぶしをにぎって天に伸ばした姿を見た記者が、それをさして「ガッツポーズ」と命名したらしい。ガッツ・ポーズのガッツは、だから、ガッツ石松のガッツだったのだ。
外国人のスポーツ選手もガッツポーズをするが、あれにはガッツポーズという名前はないそうだ。英語が得意なマーヴィンに聞いたら、あれは「まあ、しいていえば、ヴィクトリー・ポーズ(勝利のポーズ)かなあ」とのことであった。タイガー・ウッズとかよくやっている。その昔、西武にいたデストラーデ選手もホームランを打った時に派手なガッツポーズをやっていた。
という話は、4月11日がガッツポーズの日ということからでたネタでした。しかし、ガッツ・ポーズという単語は、英語の響きとしてもひじょうにいいので、逆にアメリカやイギリスに輸出したいくらいの感じがする。
海外に輸出したい(あるいはもうすでに輸出されている)和製英語はいくつかあるが、今ふと思い出すのは野球における「サヨナラホームラン」。これは英語では、game-ending home run あるいは walk out home runという。日本発の英語として、sayonara home run あるいは goodbye home run なんてどうでしょうねえ。
やはり、英語が得意なマーヴィンの「バーバーショップ」についての話もなかなかおもしろかった。いかにブラック・コミュニティーにおいて、バーバーショップが重要な場所になっているか。社交場、情報集積地になっていて、人々が用がなくても集まってくる、そんな場所だ。
ゲストでやってきた3人組メロー・イエローのメンバーのひとり、コーヘイ・ジャパンさんは、普段神田の和食屋さんで板前の仕事をしている、そうだ。また同じくメロー・イエローのキンさんの右腕には立派な刺青(いれずみ)が彫ってあった。聞けばもう10年近く前に彫ったものだという。けっこう立派な絵柄だったので、一日でできるのか疑問に思ったら、やはり二日がかりだったという。そのキンさんとDJイソさんともに、最近テレビシリーズ『24』にはまっているそうで。いやあ、実は僕も…。しかし、さっきフジテレビで放映の第一シリーズが終ったが、これなに、第二シリーズまであるわけ? どうなるんだ…。寝れなくなる…。(苦笑)
今日は、『ソウルブレンズ』ネタでかるくまとめてみました。