(前日からのつづき。ライヴの内容に触れます。これからごらんになる方で事前に情報を知りたくない方はご注意ください)
●【ジョー・サンプル、サイン会で1時間以上サインを続ける】
集中。
何か前日よりはるかに集中してしまった。あっという間に終わった感じがした。ライヴは生もの、まったく同じことは2度とないことは百も承知なのだが、それでも、たとえば観客ののり、ミュージシャンの気持ち、テンション、自身がうまくいいパフォーマンスをできているかどうかなど、さまざまな要素によって、その日の出来も、また感じ方も千差万別だ。
ジョーのピアノを見ていると、この70歳のピアニストには定年などまるでないかのようだ。そして、彼の端々に感じられる謙虚さが美しい。ジョーのピアノは、最初のメロディーが叩かれた瞬間からやられる。そして、10本の指から奏でられるメロディーは愛にあふれる。Melodies Of Love…
そして、ランディーの歌は曲の最初の歌詞の、最初の一語、その最初の一文字が発声された瞬間、やられる。ステージのバックは無地の何も描かれていない単なるバックドロップだが、そこにジョーとランディーが自由自在に絵を描いていくようだ。彼らが作る音が、聴く者にあたかもバックドロップに映像があるかのように思わせる。彼らは、ドラムスの名手スティーヴ・ガッド、ベースのニック・サンプルのサポートを得て、白いキャンヴァスに絵を描くアーティストのようだ。
この日は前日のピアノと別のものに入れ替え、ジョーはかなりご機嫌になっていた。「こっちのほうがマッチ・ベターだ!」 終わった後のスタンディング・オヴェーションは大変なものだった。ピアノを変えたためもあるのだろう。1階のほとんどの人が立ち上がっていたのではないだろうか。
ライヴ後、前日も行ったサイン会。この日も行われたが、もともと色紙に何枚かサインして抽選でファンにあげようかという話しだったのが、「それならサイン会やるよ、そうすればCDも売れるんだろ」ということで急遽決まったらしい。オーチャードのキャパからすると、大変な人数が並ぶ。150人以上の人たちが並んだらしい。それぞれに名前を丁寧に書くので、かなり時間がかかる。この日も1時間10分以上かかっていた。マネージャーのパット氏が「あそこが、列の最後だ(That’s the end of line)」と言った。End Of The Line…
ジョー・サンプル、定年なきピアニスト。生涯ピアニスト。
(この項続くかも)
■ ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード・ライヴ今日最終日
2009年3月22日(日) Bunkamura オーチャード・ホール
開場3:30pm/開演4:00pm 全席指定¥6,825(税込) 当日券7500円
(当日券、あります)
企画・招聘・制作/総合お問合せ:JECインターナショナル TEL:03-5474-5944 URL: http://www.jec-international.co.jp
■ メンバー
ジョー・サンプル Joe Sample (Piano)
ランディー・クロフォード Randy Crawford (Vocal)
スティーヴ・ガッド Steve Gadd (Drums)
ニック・サンプル Nick Sample (Bass)
■セットリスト ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード
Setlist : Joe Sample & Randy Crawford At Orchard Hall, March 21, 2009
show started 17:06
(Joe with Nick & Steve)
01. Hipping The Hop [George Benson CD “Absolute Benson”, 2000]
02. Spellbound [From Joe’s CD “Spellbound”, 1989]
03. Memories [From Joe’s CD “Pecan Tree”, 2002]
04. Souly Creole [From Joe’s CD “Old Places, Old Faces”, 1995]
05. Melodies Of Love (Solo) [From Joe’s “Rainbow Seeker”, 1978]
06. Gee Baby, Ain’t I Good To You [Nat King Cole, Nancy Wilson, Ray Charles, etc.]
—-(Randy joined)
07. But Beautiful [From “Feeling Good” CD, 2006]
08. Rio De Janeiro Blue [From “Feeling Good” CD]
09. Everybody’s Talking [From “Feeling Good” CD]
10. This Better Earth [From “No Regrets” CD, 2008]
11. Respect Yourself [From “No Regrets” CD]
12. No Regrets [From “No Regrets” CD]
13. Me, Myself & I [From “No Regrets” CD]
14. Feeling Good [From “Feeling Good” CD]
15. Tell Me More And More And Then Some [From “Feeling Good” CD]
16. End Of The Line [From “Feeling Good” CD]
17. One Day I’ll Fly Away [From “Now We May Begin”, 1980]
18. Street Life [From “Street Life”, 1979]
Enc. Almaz [From “Abstract Emotions”, 1986]
Enc. Last Night At The Danceland [From “Feeling Good” CD, “Now We May Begin”, 1980]
show ended 18:52
(2009年3月21日土曜、渋谷文化村オーチャード・ホール=ジョー・サンプル、ランディー・クロフォード・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Sample, Joe & Crawford, Randy
2009-15
●【ジョー・サンプル、サイン会で1時間以上サインを続ける】
集中。
何か前日よりはるかに集中してしまった。あっという間に終わった感じがした。ライヴは生もの、まったく同じことは2度とないことは百も承知なのだが、それでも、たとえば観客ののり、ミュージシャンの気持ち、テンション、自身がうまくいいパフォーマンスをできているかどうかなど、さまざまな要素によって、その日の出来も、また感じ方も千差万別だ。
ジョーのピアノを見ていると、この70歳のピアニストには定年などまるでないかのようだ。そして、彼の端々に感じられる謙虚さが美しい。ジョーのピアノは、最初のメロディーが叩かれた瞬間からやられる。そして、10本の指から奏でられるメロディーは愛にあふれる。Melodies Of Love…
そして、ランディーの歌は曲の最初の歌詞の、最初の一語、その最初の一文字が発声された瞬間、やられる。ステージのバックは無地の何も描かれていない単なるバックドロップだが、そこにジョーとランディーが自由自在に絵を描いていくようだ。彼らが作る音が、聴く者にあたかもバックドロップに映像があるかのように思わせる。彼らは、ドラムスの名手スティーヴ・ガッド、ベースのニック・サンプルのサポートを得て、白いキャンヴァスに絵を描くアーティストのようだ。
この日は前日のピアノと別のものに入れ替え、ジョーはかなりご機嫌になっていた。「こっちのほうがマッチ・ベターだ!」 終わった後のスタンディング・オヴェーションは大変なものだった。ピアノを変えたためもあるのだろう。1階のほとんどの人が立ち上がっていたのではないだろうか。
ライヴ後、前日も行ったサイン会。この日も行われたが、もともと色紙に何枚かサインして抽選でファンにあげようかという話しだったのが、「それならサイン会やるよ、そうすればCDも売れるんだろ」ということで急遽決まったらしい。オーチャードのキャパからすると、大変な人数が並ぶ。150人以上の人たちが並んだらしい。それぞれに名前を丁寧に書くので、かなり時間がかかる。この日も1時間10分以上かかっていた。マネージャーのパット氏が「あそこが、列の最後だ(That’s the end of line)」と言った。End Of The Line…
ジョー・サンプル、定年なきピアニスト。生涯ピアニスト。
(この項続くかも)
■ ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード・ライヴ今日最終日
2009年3月22日(日) Bunkamura オーチャード・ホール
開場3:30pm/開演4:00pm 全席指定¥6,825(税込) 当日券7500円
(当日券、あります)
企画・招聘・制作/総合お問合せ:JECインターナショナル TEL:03-5474-5944 URL: http://www.jec-international.co.jp
■ メンバー
ジョー・サンプル Joe Sample (Piano)
ランディー・クロフォード Randy Crawford (Vocal)
スティーヴ・ガッド Steve Gadd (Drums)
ニック・サンプル Nick Sample (Bass)
■セットリスト ジョー・サンプル&ランディー・クロフォード
Setlist : Joe Sample & Randy Crawford At Orchard Hall, March 21, 2009
show started 17:06
(Joe with Nick & Steve)
01. Hipping The Hop [George Benson CD “Absolute Benson”, 2000]
02. Spellbound [From Joe’s CD “Spellbound”, 1989]
03. Memories [From Joe’s CD “Pecan Tree”, 2002]
04. Souly Creole [From Joe’s CD “Old Places, Old Faces”, 1995]
05. Melodies Of Love (Solo) [From Joe’s “Rainbow Seeker”, 1978]
06. Gee Baby, Ain’t I Good To You [Nat King Cole, Nancy Wilson, Ray Charles, etc.]
—-(Randy joined)
07. But Beautiful [From “Feeling Good” CD, 2006]
08. Rio De Janeiro Blue [From “Feeling Good” CD]
09. Everybody’s Talking [From “Feeling Good” CD]
10. This Better Earth [From “No Regrets” CD, 2008]
11. Respect Yourself [From “No Regrets” CD]
12. No Regrets [From “No Regrets” CD]
13. Me, Myself & I [From “No Regrets” CD]
14. Feeling Good [From “Feeling Good” CD]
15. Tell Me More And More And Then Some [From “Feeling Good” CD]
16. End Of The Line [From “Feeling Good” CD]
17. One Day I’ll Fly Away [From “Now We May Begin”, 1980]
18. Street Life [From “Street Life”, 1979]
Enc. Almaz [From “Abstract Emotions”, 1986]
Enc. Last Night At The Danceland [From “Feeling Good” CD, “Now We May Begin”, 1980]
show ended 18:52
(2009年3月21日土曜、渋谷文化村オーチャード・ホール=ジョー・サンプル、ランディー・クロフォード・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Sample, Joe & Crawford, Randy
2009-15