△【シェリル・リン・ライヴ】
入稿。
とりあえず、昨日の朝、マーヴィン自伝『引き裂かれたソウル~マーヴィン・ゲイ物語』の原書本文340ページまでの第一稿を完成させ、出版社に送った。この後は2回の校正、索引、あとがき、キャプションなどの作業だが、とりあえず、一段落。ということで、プチ解放感で急遽ビルボードにシェリル・リンを見に。
シェリル・リンは、1977年、テレビの『ゴング・ショー』というシロウト参加番組で優勝しレコード契約をものにした。デビュー作「ガット・トゥ・ビー・リアル」が1978年に大ヒットし一躍スターダムにのし上がった。日本では「ガット・トゥ・ビー・リアル」「イン・ザ・ナイト」などがディスコを中心に大ヒットし、大変根強い人気がある。ポップな歌唱が魅力のシンガーだ。その後、この「ガット・トゥ・ビー・リアル」のリズム・パターンは多くのアーティストに影響を与え、似たような作品やサンプリングされたものも登場し、ダンス・クラシックとして今日まで人気を持っている。
ちょうど前回見たのが2008年の3月18日、ほぼ1年前。今回の大きな目玉は、ギターにレイ・パーカー、さらに昨年飛び入りで入ったキーボードのグレッグ・フィリンゲインズが正式に参加しているところ。レイ・パーカーは途中で「ジョージー・ポージー」を歌ったり、あちこちでかっこいいギター・ソロを聴かせた。
レイは、シェリルの「イン・ザ・ナイト」「シェイク・イット・アップ・トゥナイト」をプロデュースしているので、その本人をバックにシェリルが歌うという姿はなかなかぜいたくな感じ。また、バックコーラスのひとり、ドナルド・ミッチェルは、レコードではルーサーとデュエットしていた「イフ・ディス・ワールド・ワー・マイン」をシェリルと熱々でデュエット。あそこまでいちゃいちゃしてくれると、こういうラヴ・ソングがほんとにいいエンタテインメントになる。
レイ・パーカーは、メンバー紹介のところでシェリルに紹介されると、すかさず「ゴーストバスターズ」のリフを。観客層は圧倒的に当時ディスコでシェリル・リンで踊った風の年代が多く、途中から立ち上がって踊っていた。
■ ベスト・オブ・シェリル・リン
ソニーレコード (1996-03-21)
売り上げランキング: 71809
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■ 過去関連記事
March 20, 2008
Cheryl Lynn : Keep Her Hot: ”Encore” Wasn’t Played
【シェリル・リン・ライヴ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_03_20.html
■ メンバー
シェリル・リン/Cheryl Lynn(Artist
レイ・パーカー Jr./Ray Parker Jr.(Guitar
グレッグ・フィリンゲインズ/Greg Phillinganes(Keyboards)
ドナルド・ミッチェル/Donald Mitchell(Background Vocals)
ヴァーライン・ベアード/Verline Beard(Background Vocals)
シャロン・ウォレス/Sharon Wallace(Background Vocals)
ティア・ウォレス/Tia Wallace(Background Vocals)
ロイド・トルバート/Lloyd Tolbert(Keyboards)
アル・ターナー/Al Turner(Bass)
ロン・オーティス/Ron Otis(Drums)
■セットリスト シェリル・リン
Setlist : Cheryl Lynn @ Billboard Live Tokyo, March 19,2009
Show started 21:34
01. Intro –
02. Say You’ll Be Mine
03. Good Times
04. If This World Were Mine
05. I’m Thinking About Tonight (New Song)
06. Georgy Porgy (Featuring Ray Parker)
07. Shake It Up Tonight ~ Introducing members ~ including a riff of “Ghostbusters”
08. Got To Be Real
Enc. In The Night
show ended 22:46
(2009年3月19日木曜、ビルボード・ライヴ・東京=シェリル・リン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Lynn, Cheryl
2009-13