◆【『ラヴ・トレイン:フィリー・ソウルの全て』4枚組みCD限定発売】
ボックス。
1971年に始まり、1980年ごろまで多くのヒットを放ったフィラデルフィアを本拠にしたフィラデルフィア・インターナショナル・レコードの作品群を中心にしたいわゆる「フィリー・ソウル」の4枚組みボックスセットがリリースされた。
■ ラヴ・トレイン:フィリー・ソウルの全て
ラヴ・トレイン:フィリー・ソウルの全て
posted with amazlet at 09.02.15
オムニバス エボニーズ ジョー・サイモン スタイリスティックス ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ オージェイズ スピナーズ ジョニー・ウィリアムス ビリー・ポール ソウル・サヴァイヴァーズ ヒューチャーズ
SMJ(SME)(M) (2009-02-18)
売り上げランキング: 66015
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4枚組み全71曲。ソウル・サヴァイヴァーズの「エクスプレスウェイ・トゥ・ユア・ハート」、デルフォニックスの「ララは愛の言葉」から次々とフィリーの名曲が出てくる。ディスク1の最初の9曲は、フィリー・インターナショナル創立以前のフィリーのヒット。プロデューサー、ギャンブル&ハフがインディ・プロデューサーとして作っていたころの作品だ。
またディスク2~4でも、アトランティックに残されたスピナーズ作品、コロンビアのマンハッタンズ作品、スタイリスティックス、ジョー・サイモン、ウィルソン・ピケットなども収録され、フィラデルフィア・サウンドの全貌を網羅しようとしている。ここまでレーベルを超えて作ったコンピはなかっただけに、その力のいれようもすごい。
60ページを超えるカラーのブックレットもかなり内容が濃く、ギャンブル&ハフのインタヴューなども収録されている。さらに全曲歌詞対訳付き。これで、各曲ごとのミュージシャン・クレジットまで調べて掲載されていたら、完璧だった。
限定発売ということなので、CDショップへ直行です。
そうそう、最新号アメリカ版ワックスポエティックスの表紙、カヴァー・ストーリーがギャンブル&ハフだ。まだ手にいれてないが、これもかなり読みでがある重厚なインタヴューになっている模様。
ENT>ALBUM>Love Train