▽テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ

(ライヴの内容に触れます。これからごらんになる方で、事前に内容を知りたくない方はご注意ください)
▽【テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ】
一体化。
客席も熱く盛り上がり、ステージの今宵のスターに熱い視線を投げかける。イントロに引き続きアップ・テンポの「スタンディング・オン・ザ・トップ」で始まると、アリーナの観客の一部が早くも立ち上がった。アーティストと観客の距離が近いというのは、一体感を生み出すのに重要な要素だ。
デニス・エドワーズがしわがれ声で言う。「昨年日本に来ることになったとき、ワイフに来るかというと、来ないと言った。だが、(結局一緒に)来てみると、日本にはとても綺麗な女性がたくさんいることがわかった。だから、もう彼女は僕を1人で来させてくれないんだ。(笑)」
5人お揃いのオレンジ色のジャケットに白のパンツ。同時に同じステップと振りをつけ、歌う。アリ・オリの持ち歌「レディー・ソウル」をデイヴィッド・シーが自信たっぷりに歌う。そのデイヴィッドは途中から舞台左側から客席に降りて客席の女性に向かって歌った。とろける。
前半のハイライト「パパ・ウォズ・ア・ローリング・ストーン」はソリッドなリズムと5人のきびきびした振り付けが印象的。これ、じっくり見ていたら、デニス→クリス→マイク→GCとリードを引き継いでいた。これは声のヴァリエーションも素晴らしい。
デニスが叫ぶ。「Can I turn it loose?」(のりのりで行っていいか?) 客席から「オーイエー」という声と拍手。客席と一体化したライヴだ。今回、急遽アリ・オリの代打で登場のGC、相変わらず、振り付けがワンテンポ遅れて愛嬌なのだが、ひょっとして、全部覚えてもこうなのかな、とも思ってしまった。(笑)そのGC、「サム・エンチャンテッド・イヴニング」ではここぞとばかりに熱唱する。
バラードでのハイライトは、「アイ・ウィッシュ・イット・ウド・レイン(雨に願いを)」。デイヴィッドの熱い歌唱がコットンに響く。アンコールの「マイ・ガール」では、ミラーボールが周る。しかし、テンプスのようなグループのライヴは何度見てもいい。
○テンプス、今後のライヴはコットン・クラブで12月27日(土)と28日(日)が1日2回。29日は休み。30日、31日は1日ワン・ショー。時間などが日によって違いますので、下記ウェッブをごらんください。
http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/
■ 過去ライヴ評
December 25, 2008
Temptations Featuring Dennis Edwards Live: GC Is Here
http://blog.soulsearchin.com/archives/002776.html
(東京初日ライヴ評)
November 26, 2007
It’s The Temptations’ Week With The Temptation Walk (Part 1)
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200711/2007_11_26.html
(昨年ライヴ評、パート1から4まであります)
■メンバー ザ・テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ
Dennis Edwards(vo), GC Cameron(vo), David Sea(vo), Mike Pattillo(vo), Chris Arnold(vo),
John Taylor(Director of Horns), Earl Turhan Turrell=Earl Van Dyke Jr.(key), Mike Price(tp), Raymond Harris(tb), 川村裕司(sax), Ric Archer(g), James McKay(b), Llewellyn Dunn(ds)
■セットリスト 
Setlist : The Temptations Review Featuring Dennis Edwards @ Cotton Club, December 26, 2008
[ ] indicates first lead vocalist
Show started 21:30
01. Intro
02. Standing On The Top [Dennis]
03. Get Ready [Chris]
04. Ain’t Too Proud To Beg [David]
05. Lady Soul [David]
06. Papa Was A Rolling Stone [Dennis- Chris-Mike-GC]
07. Rainy Night In Georgia [Mike]
08. Some Enchanted Evening [GC]
09. Beauty Is Only Skin Deep [David]
10. The Way You Do The Things You Do [Chris]
11. I Wish It Would Rain [David]
12. Treat Her Like A Lady [GC]
Enc. Happy Birth (To Earl Van Dyke Jr.) — Introducing Members
Enc. My Girl [Dennis – David]~Just My Imagination [Chris]~My Girl [Dennis – David]
Show ended 22:44
(2008年12月26日・金曜、丸の内コットン・クラブ=テンプテーションズ・レヴュー・フィーチャリング・デニス・エドワーズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Temptations Review Featuring Dennis Edwards
2008-208

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