Nivea Live At Liquid Room

途上。

ニヴェアのライヴ、新宿リキッド。前座二組が終わり、9時過ぎに女性ダンサー2人、ラッパー1人を従えて登場。全曲トラック(カラオケ)。全11曲38分、アンコールなし。「25リーズンズ」「ランドロマット」「スティル・イン・ラヴ」などを経て、最後に大ヒットした「ドント・メス・ウィズ・マイ・マン」。歌はうまい。そこそこ踊りもついている。

途中で男性シンガーが登場。けっこう上手。「ランドロマット」を一緒に歌う。その彼はなぜかひとりで、Rケリーの曲「イグニッション」他を歌った。

さすがに「ドント・メス・・・」は大ヒットしただけに、反応も大きい。だが、11曲中実質彼女の歌は6曲で、他の曲はラッパーがでたり、先の男性シンガーが歌ったりで、さすがに物足りない。また一曲終わるごとにステージ袖に引っ込むのは、一体なぜ。

ニヴェアのライヴショウというより、まだショウケースというか何かのクラブイヴェントで、歌もありましたのレヴェル。発展途上だ。フルショウ、最低でも90分くらいできるようになってから、ツアーにでたほうがいい。それまでは、彼女は誰か他のヘッドライナーのオープニングアクトあたりがいい。

ライヴはまったくだめだったが、本人は可愛く、人なつっこい。日曜(15日)に『フィールン・ソウル』用に黒沢さんがインタヴューしたが、話は盛り上がった。この模様は今週土曜日にオンエアする。

彼女の左腕に刺青を見つけた。インタヴューが終わった後、何て書いてあるのかを尋ねた。するとそこには「ドゥエイン」と彫られていた。「これが、フィアンセ?」「そう、リル・ウェインのこと」と答えが返った来た。82年3月24日ジョージア州アトランタ生まれ。21歳。CDは日本でも6万枚以上売れている、という。立派な数字だ。CDは実によくできている。

(2003年6月18日新宿リキッドルーム)

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