⊿岡伸昭xニック岡井 フット・ペインティング展『After The Dance』10月16日から

【岡伸昭xニック岡井 フット・ペインティング展『After The Dance』10月16日から】
フット・ペインティング。
日本を代表するソウル・ダンサー、ニック岡井の足元の動きを、キャンヴァスに印したいとの一途な思いを実現した前代未聞のアート、「フット・ペインティング」。この「フット・ペインティング」世界唯一のアーティスト岡伸昭の個展『アフター・ザ・ダンス~ゲット・オン・ザ・グッド・フット』が来る2008年10月16日(木)から11月18日(水)まで東京新宿のビームス・ギャラリーで行われる。入場無料。岡作品がビームス内Bギャラリーで展示されるのは、2004年6月以来約4年4ヶ月ぶりのこと。
ニック岡井がジェームス・ブラウン、テンプテーションズ、ルーファス・トーマス、マーヴィン・ゲイなどのソウルの名曲をかけながら、その独自のステップを、靴に青い絵の具をつけて白いキャンヴァスの上で踊り、そのフットステップを作品にした。今回展示されるのは約20数点。また、ニック自身が作品を作るときに履いていた靴2足も展示される。また同時に、制作時のスライドショウ、動画なども15分程度に編集した映像も会場で流す予定。
今回はフライアーをベースにしたB2の大きさ(515mm×728mm)のポスター、さらに4点の葉書も制作。


ニック岡井氏はご存知のように2007年11月11日、東京で60歳で急死。この「アフター・ザ・ダンス」は、ニック一周忌のトリビュート展ともなる。
これに先立ち、先日行われた「ソウル・パワー東京サミット」で作品4点を展示、そこで「可愛いいひとよ」が歌われた。「ソウル・パワー」で展示されたのは、ジェームス・ブラウンの「マザー・ポップコーン」で踊った「ポップコーン・セヴン」2点、ルーファス・トーマスの「ブレイクダウン」で踊った「ブレイクダウン」、そして、スピナーズの「イッツ・ア・シェーム」で踊った「フリー・チャチャ」。このほかに、テンプテーションズの「マイ・ガール」、マーヴィン・ゲイの「悲しいうわさ」などで踊った作品、また、「スケーター」、「ファンキー・ブロードウェイ」、「ホット・パンツ」などの作品が展示される予定。
ソウル、ダンス、そして、アートに興味ある方、ぜひごらんになってください。
■ 10月17日(金曜)レセプション
個展2日目となる2008年10月17日(金)午後6時から8時まで、新宿ビームス・Bギャラリーで、レセプションを行います。無料。どなたでもはいれますので、お待ちしております。ワインとソフトドリンクをご用意しています。アーティスト岡伸昭本人もごあいさついたします。
■ 写真のフライアーを置いてくださるソウル・バー、カフェ、レストラン、クラブなどがございましたらebs@st.rim.or.jp までご連絡ください。数が許す限りお送りします。
■ 関連過去記事
2004/06/18 (Fri)
Footsteps Of The Master Of Dance, Nick Okai Explode
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200406/diary20040618.html
November 12, 2007
Nick Okai Dies At 60
http://blog.soulsearchin.com/archives/002142.html
November 13, 2007
Nick Okai Tribute: “My Girl” Is A Song Made His Life Change
http://blog.soulsearchin.com/archives/002144.html
November 19, 2007
Nick Okai’s Funeral Day One: His Memorial Song “My Girl” Was Played…
【ニック岡井氏通夜~「マイ・ガール」が流れて・・・】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002150.html
November 20, 2007
Nick Okai’s Funeral Day Two: Someone Should Record These Culture
http://blog.soulsearchin.com/archives/002151.html
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■B GALLERY EXHIBITIONのご案内
岡伸昭 × ニック岡井
フット・ペインティング
“After The Dance”
~Get On The Good Foot~
期間 : 2008年10月16日(木)~11月18日(火) 11:00~20:00 <会期中無休>入場無料
場所 : B GALLERY (BEAMS JAPAN 6F)
東京都新宿区新宿3-32-6
TEL : 03-5368-7309  http://www.beams.co.jp
オープニング・パーティー: 2008年10月17日(金)  18:00~20:00 
内容:
2001年の『Piece of Clay』、2004年の『AFTER THE DANCE』に続き、B GALLERYでは3度目となる岡伸昭の最新個展。今回は『AFTER THE DANCE』で発表した、ソウル・ダンサー ニック岡井のステップによって制作された数多くの作品を、制作過程を記録した映像作品と共に展示します。
ニック岡井の他界(07年11月11日)から一年。もちろんアーティスト岡伸昭にとっても、ニック岡井は尊敬するソウル・ダンサーの1人でした。残された者は、何を感じ、何を想うのか。4年前の展示と同じ作品を記録映像と共に展示する事を通じ、ただのセンチメンタリズムではない、岡伸昭のニック岡井への熱い想いが皆様に通じる展覧会を開催致します。
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『ダンスという「動」の瞬間をいかに「静」として記録にとどめるか。写真家は、シャッターを押し作品にするが、アーティスト岡伸昭は、ダンサーの動く足元に絵の具を塗って、その動きをキャンヴァスに捉えた。そしてそのダンスを踊った男こそ、日本のソウル・ミュージック・シーン、ダンス・ミュージック・シーンの第一人者であり、数多くのステップを考案した伝説のダンサー、ニック岡井だ。
最高のソウル・ミュージックにあわせて最高のソウル・ステップを生み出した足、その足が踏んだステップが蒼い塗料とともに白いキャンヴァスの上を踊る。蒼い飛沫(しぶき)、それはソウル(魂)の飛沫だ。ソウルが跳ね、ステップが踊り、そして、ダンスの後にフット・ペインティングが残った。』
(ソウル・サーチャー吉岡正晴・水瓶座)
プロフィール:
【岡 伸昭】 
アーティスト、画家、デザイナー
1966年6月26日生まれ。(蟹座) ソウル・ミュージック好きが嵩じて、2004年、「ダンスとアート作品の融合」を目指し、このフット・ペインティングの概念を考えだし、ソウルダンスの第一人者ニック岡井に相談、快諾を得て作品を完成させた。2004年新宿・渋谷・福岡のビームスで展示会を行い大好評を博した。
【ニック岡井】
ダンサー、DJ
1947年9月29日生まれ。(天秤座) 日本を代表するソウル・ステップの神様的存在の人物。多くのソウル・ステップを考案し、日本のディスコ、クラブなどでヒットさせた。彼が考案したステップを集大成したビデオ(現在はDVD作品)『ソウル・ステップ』は第4巻まで出て、1万本のセールスを記録。ソウル・ダンス・ビギナーの入門編となっている。2007年11月11日に60歳の若さで死去。
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