▽Sam Moore @ Tokyo Jazz (Part 2)
【東京ジャズのサム・ムーア】
元気。
一昨年、昨年と続けて来日、今回の来日で3年連続となる、「ミスター・ソウル・マン」サム・ムーアの東京ジャズでのライヴ。会場は、国際フォーラム・フォーラムA。一番大きい5000人収容のホールだ。
「ピーター・ガン」で少し観客を暖め、「ホールド・オン・アイム・カミング」の後半から登場。そして、本編突入した感のする「ノック・オン・ウッド」で、いきなり女性バック・コーラス4人の中から、我らがブレンダ・ヴォーンを呼び出し、デュエット! これは、すごい。ブレンダとサムのデュエット、ほんとブレンダが堂々としていて、日本ソウル界の至宝だ。ブレンダを東京代表ソウル・シンガーとして出せるのは誇りだ。
サム・ムーアの声は相変わらず、はりがあって、すばらしい。本当に現役だ。サムは、ジャケットの下には、おもしろい顔の絵が描かれたTシャツを着ていた。シャツは、インしていた。
元気。
一昨年、昨年と続けて来日、今回の来日で3年連続となる、「ミスター・ソウル・マン」サム・ムーアの東京ジャズでのライヴ。会場は、国際フォーラム・フォーラムA。一番大きい5000人収容のホールだ。
「ピーター・ガン」で少し観客を暖め、「ホールド・オン・アイム・カミング」の後半から登場。そして、本編突入した感のする「ノック・オン・ウッド」で、いきなり女性バック・コーラス4人の中から、我らがブレンダ・ヴォーンを呼び出し、デュエット! これは、すごい。ブレンダとサムのデュエット、ほんとブレンダが堂々としていて、日本ソウル界の至宝だ。ブレンダを東京代表ソウル・シンガーとして出せるのは誇りだ。
サム・ムーアの声は相変わらず、はりがあって、すばらしい。本当に現役だ。サムは、ジャケットの下には、おもしろい顔の絵が描かれたTシャツを着ていた。シャツは、インしていた。
おもしろい顔の絵イメージ
結論から言えば、ブルーノートでも、フォーラムでも、サム翁の動き、喉は変わらなかった。ただサウンドが、大箱ならではのあらっぽい音になっていただけ。最初にでたロベン・フォードと同じミックスでやったら、これは、とうぜんだめなわけで、そのあたりの切り替えをしっかりするか、ミキサーを変えるかしないとどうにもならない。サムのヴォーカルも、デュエットしたときのブレンダの声も、かなり聴こえなかった。
また、ベンEキングの「ドント・プレイ・ザット・ソング」は、別のコーラス、キャロウェイとのデュエット。彼女は2年前から来ているが、アヴリル・ラヴィン的なパンチのある歌を聴かせていてなかなかいい。(キャロウェイは、下記メンバーリストのクリスティンかな)
これが終わって、スローのイントロが始まった。サムは「僕はこの曲を歌いたい…。ジェームス、ゴスペルの音をくれ…」 こうしてオルガンが教会風の音を出し、サムは渋い歌声で「アイ・スタンド・アキューズド」を歌いだす。隣の松尾氏、「ジェリー・バトラー!」、「アイザック・ヘイズも歌ってます」と僕。きっと、これはサムのしばらく前に亡くなったアイザック・ヘイズへのトリビュートだったのだろう。「君を愛し続けることが罪ならば、僕は非難されてもかまわない」 こういう重厚なバラードは、本当にサムの味がでる。すばらしい。この日は、「サムシング・ロング・ウィズ・マイ・ベイビー」を歌わなかったのだが、これが聴ければ、よしとしよう。
そして、一気にアップテンポのヒット曲で進める。「ソウル・マン」で幕を閉じたサム・ムーア。ここでは60分弱だったが、9月3日、4日とブルーノートでライヴがある。
(東京ジャズ関連、サム・ムーア、スライ・ストーン記事は続きます)
■ サム・ムーア 過去関連記事
November 02, 2007
Everybody Loves Sam Moore: A Night Of Soul Explosion (Part 1)
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200711/2007_11_02.html
(前回来日ライヴ評)
November 03, 2007
More Sam Moore: A Night Of Soul Explosion (Part 2)
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_11_03.html
November 15, 2006
We Want More Moore, Not Some Moore
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_15.html
(前々回来日ライヴ評) (ここに過去記事一覧も)
November 18, 2006
Sam Moore With Surprising Finale: Sam, You Are So Beautiful
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_18.html
(前々回来日ライヴ評)
October 21, 2006
Sam Moore Suddenly Will Coming To Japan
http://blog.soulsearchin.com/archives/001341.html
August 23, 2006
Sam Moore’s First Solo Album In 34 Years
サム・ムーアの新作について
http://blog.soulsearchin.com/archives/001216.html
■メンバー
SAM MOORE -The Legendary Soul Man-サム・ムーア -The Legendary Soul
サム・ムーア(ヴォーカル)Sam Moore(vo)
ブレンダ・ヴォーン(ヴォーカル)Brenda Vaughn (vo)
クリスティン・ポーランド(ヴォーカル)Christine Poland(vo)
ナオミ・マーゴリン(ヴォーカル)Naomi Margolin(vo)
マーク・ニューマン(ギター)Mark Newman(g)
アイヴァン・ボドリー(ベース)Ivan Bodley(b)
トニー・ルイス(ドラムス)Tony Lewis(ds)
ジェイムス・ダウアー(キーボード)James Dower(key)
オマー・マルティネス(パーカッション)Omar Martinez(per)
ラリー・エトキン(トランペット)Larry Etkin(tp)
ダン・シプリアーノ(サックス)Dan Cipriano(sax)
大野清(バリトン・サックス)Kiyoshi Ohno(bs)
青木タイセイ(トロンボーン)Taisei Aoki(tb)
ジョイス・ムーア(mc)Joyce Moore (mc)
■セットリスト サム・ムーア 東京国際フォーラム フォーラムA
Setlist: Sam Moore @ Tokyo Kokusai Forum A, August 31, 2008
show started 14:10
01. Peter Gun (Instrumental)
02. Hold On, I’m Coming (Sam came on the stage)
03. Knock On Wood (duet with Brenda Vaughn)
04. Them Changes (Buddy Miles)
05. I Can’t Stand he Rain (Ann Peebles)
06. You Don’t Know Like I Know (Sam & Dave)
07. Don’t Play That Song (duet with Caroline) (Ben E King)
08. I Stand Accused (Jerry Butler, Isaac Hayes)
09. Soul Sister Brown Sugar (Sam & Dave)
10. (Standing On The) Shakey Ground (Temptations)
11. Mr. Pitful (Otis Redding)
12. I Can’t Turn You Loose (Otis Redding)
13. I Thank You (Sam & Dave)
14. Soul Man (Sam & Dave)
show ended 15:03
(2008年8月31日日曜、東京国際フォーラムA=サム・ムーア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Moore, Sam
2008-141