◆『ソウル・ブレンズ』、府中の森から入り中

◆Soul Blends ; Live From Fuchu No Mori

【『ソウル・ブレンズ』、府中の森から入り中】
入り中。
昨日の『ソウル・ブレンズ』内「山野ミュージック・ジャム」のコーナーは、昨年に引き続き、東京・府中の森芸術劇場で行われていた「山野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテスト」会場からの中継レポートが入った。もちろん、レポートはオッシー・パパこと、押阪忍さん。
マーヴィン、チーちゃんとともに、オッシー・パパを迎えると、立て板に水状態で、瞬く間に完璧なレポートが送られてきた。曰く、今年の参加者には女性が多くて華やいでいること、いくつかの大学の女性メンバーの人数、いらした方たちの年齢やどんな人たちか、ライヴの音の感想、そして、この模様が放送される放送日時の告知まで。
この短い4分弱の出番で余すことなくすべてをコンパクトに伝えるその様は、もうお見事としかいいようがない。たぶん、いくつかステージを見たり、ロビーでお客さんに声をかけたりして、取材されたのだろう。レポートの見本のようなレポートだった。オッシー・パパ、おつかれさまでした。ありがとうございました。
そして、この日番組内で紹介したビッグバンドのアルバム、参加者の9割近くが、この「山野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテスト」出身者。1970年から始まったこのコンテストは、今年で39回目で、来年は40回目となる。大きな節目だ。今年のパンフレットを拝見したが、広告もはいり、本当に立派な小冊子だ。40回も、こういうイヴェントが続いていること時代に感服する。
プログラムに書かれている曲目などを見ると、やはり、その昔のデューク・エリントンなどのスタンダードから、最近のハービー・ハンコックや、はては上原ひろみの作品などもある。本当に時代とともに変化しているのだなあ、と思う。今後もまた40年、100年と続けていって欲しい。
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