☆Kajiwara Jun, JK Trio SE Live
【梶原順~JKトリオSE・ライヴ】
職人。
日本で活躍するヴェテラン・ギタリスト、梶原順さんの自由自在なトリオ「JKトリオ」(今回は、ドラムス鶴谷さん、ベース・バカボン鈴木さん)に、スペシャル・ゲストとしてキーボード松本圭司さんを含めたグループのライヴを月曜(2008年6月16日)に見た。
ライヴを見て思ったことは、一言みな「職人」。これに尽きる。ひたむきに、いい音、いいパフォーマンスを徹底追及し、それを成就できるだけの技量をもち、黙々といい演奏をしっかりと聞かせる、そんな感じだ。ファンキーでグルーヴある曲であれ、しっとり系であれ、なんでも。だから、目をつぶればまるでCDを聴いているかのようだ。
ファースト3曲目の「ウェイ・バック・ホーム」。なつかしいこの曲を、梶原さんはガッド・ギャングのヴァージョンで知った、という。これはもともと1970年に当時はジャズ・クルセイダーズと名乗っていたころのサックス奏者、ウィルトン・フェルダーが書いたインスト曲に、翌年モータウンのジョニー・ブリストルとグラディス・ナイトが詞をつけ、同じくモータウンのサックス奏者、ジュニア・ウォーカー&オール・スターズが録音してヒットさせた曲。1970年代に、FENの何かの番組の後テーマになっていた記憶がある。後テーマだから毎日かかり気に入っていたのだが、今、何の番組だか思い出せない。
続く「熱帯夜」という曲を聴いて、ここまでポップなフュージョンがあるのかと思った。これを聴いていて、ふと新ジャンルを思いついた。「ファンク・ジャズ」ではなく、「歌謡ジャズ」あるいは「歌謡フュージョン」。腕のあるミュージシャンたちが、昔の歌謡曲を徹底してばかっぽくインストでやるのだ。
時間の関係で、ファーストしか見られなかったが、ファースト始まる前に松本さんらに「土曜日のシャンティよろしく」と大西さんとともにご挨拶した。セットリストはあとで最後までごらんになった大西さんからいただきました。ありがとうございます。
梶原順 公式ホームページ
http://www.4creator.com/JunKajiwara/
梶原さんは2007年12月、20数年のキャリアの中で初の自己のアルバム『エヴァー』をリリースしている。
また、下記セットリストで、セカンド・セット、4曲目と5曲目はギターも上手な松本さんが自分でデモを弾いて梶原さんに渡して出来た作品だそうで、タイトルは未定ながら次のアルバムに急遽収録が決定したとのこと。
■ 梶原順 CD エヴァー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000YNZ0E4/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ Member
梶原順g バカボン鈴木b 鶴谷智生dr 松本圭司key
■セットリスト JKトリオSE&松本圭司
Setlist : JK Trio with Matsumoto Keiji @ Blues Alley, June 16, 2008
First Set
Show started 19:40
01. Easy To Go (Album “Ever” /Jun Kajiwara – 2007)
02. You Got The News (Album “Ever”/Jun Kajiwara)
03. Way Back Home (Album “The Gadd Gang”/The Gad Gang – 1986)
04. Sultry Night-熱帯夜 (Album “Ever”/Jun Kajiwara)
05. Sleep Walk (Album “J&B”/J&B – 2004)
06. Feelin’ Alright (Grand Funk Railroad –1971)
second set
01. The Gift (Album “Gift”/JとB DEPAPEPE – 2006)
02. Memories (Album “Gift”/JとB DEPAPEPE)
03. It Will Be Fine (Album “Ever”/Jun Kajiwara)
04. 松本圭司作曲ブルース調(まだ無題)
05. 松本圭司作曲ファンク調(まだ無題)
06. Ever (Album “Ever”/Jun Kajiwara)
Enc. Jive
(2008年6月16日月曜、目黒ブルース・アレー=JKトリオ&松本圭司・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>JK Trio & Matsumoto Keiji
2008-103
職人。
日本で活躍するヴェテラン・ギタリスト、梶原順さんの自由自在なトリオ「JKトリオ」(今回は、ドラムス鶴谷さん、ベース・バカボン鈴木さん)に、スペシャル・ゲストとしてキーボード松本圭司さんを含めたグループのライヴを月曜(2008年6月16日)に見た。
ライヴを見て思ったことは、一言みな「職人」。これに尽きる。ひたむきに、いい音、いいパフォーマンスを徹底追及し、それを成就できるだけの技量をもち、黙々といい演奏をしっかりと聞かせる、そんな感じだ。ファンキーでグルーヴある曲であれ、しっとり系であれ、なんでも。だから、目をつぶればまるでCDを聴いているかのようだ。
ファースト3曲目の「ウェイ・バック・ホーム」。なつかしいこの曲を、梶原さんはガッド・ギャングのヴァージョンで知った、という。これはもともと1970年に当時はジャズ・クルセイダーズと名乗っていたころのサックス奏者、ウィルトン・フェルダーが書いたインスト曲に、翌年モータウンのジョニー・ブリストルとグラディス・ナイトが詞をつけ、同じくモータウンのサックス奏者、ジュニア・ウォーカー&オール・スターズが録音してヒットさせた曲。1970年代に、FENの何かの番組の後テーマになっていた記憶がある。後テーマだから毎日かかり気に入っていたのだが、今、何の番組だか思い出せない。
続く「熱帯夜」という曲を聴いて、ここまでポップなフュージョンがあるのかと思った。これを聴いていて、ふと新ジャンルを思いついた。「ファンク・ジャズ」ではなく、「歌謡ジャズ」あるいは「歌謡フュージョン」。腕のあるミュージシャンたちが、昔の歌謡曲を徹底してばかっぽくインストでやるのだ。
時間の関係で、ファーストしか見られなかったが、ファースト始まる前に松本さんらに「土曜日のシャンティよろしく」と大西さんとともにご挨拶した。セットリストはあとで最後までごらんになった大西さんからいただきました。ありがとうございます。
梶原順 公式ホームページ
http://www.4creator.com/JunKajiwara/
梶原さんは2007年12月、20数年のキャリアの中で初の自己のアルバム『エヴァー』をリリースしている。
また、下記セットリストで、セカンド・セット、4曲目と5曲目はギターも上手な松本さんが自分でデモを弾いて梶原さんに渡して出来た作品だそうで、タイトルは未定ながら次のアルバムに急遽収録が決定したとのこと。
■ 梶原順 CD エヴァー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000YNZ0E4/soulsearchiho-22/ref=nosim/
■ Member
梶原順g バカボン鈴木b 鶴谷智生dr 松本圭司key
■セットリスト JKトリオSE&松本圭司
Setlist : JK Trio with Matsumoto Keiji @ Blues Alley, June 16, 2008
First Set
Show started 19:40
01. Easy To Go (Album “Ever” /Jun Kajiwara – 2007)
02. You Got The News (Album “Ever”/Jun Kajiwara)
03. Way Back Home (Album “The Gadd Gang”/The Gad Gang – 1986)
04. Sultry Night-熱帯夜 (Album “Ever”/Jun Kajiwara)
05. Sleep Walk (Album “J&B”/J&B – 2004)
06. Feelin’ Alright (Grand Funk Railroad –1971)
second set
01. The Gift (Album “Gift”/JとB DEPAPEPE – 2006)
02. Memories (Album “Gift”/JとB DEPAPEPE)
03. It Will Be Fine (Album “Ever”/Jun Kajiwara)
04. 松本圭司作曲ブルース調(まだ無題)
05. 松本圭司作曲ファンク調(まだ無題)
06. Ever (Album “Ever”/Jun Kajiwara)
Enc. Jive
(2008年6月16日月曜、目黒ブルース・アレー=JKトリオ&松本圭司・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>JK Trio & Matsumoto Keiji
2008-103