▲Brenda Vaughn’s Third Her Own Live Gig
【ブレンダ・ヴォーン・ライヴ満員御礼】
3度目。
東京レディー・ソウル・ナンバーワン、ブレンダ・ヴォーンの3度目のワンマン・ライヴ。回を増すごとに観客動員を増やし、今回はブルース・アレーが入り口横の楽屋スペースを開放して満席、プラス若干の立ち見まで出た。
今回はファーストは、少しゆったり目で始め、セカンドでいつもながらの盛り上がり系。ブレンダのハイエナジー・パフォーマンスを思い切り見せるには、ファースト1曲目からアップテンポでガツーンと行った方がいいかもしれない。アップ→ミディアム→スロー・ミディアム→スロー→アップといった構成だ。
オープニングはアンジェラ・ウィンブッシュの「エンジェル」。渋い! そして、5曲目の「オールライト」。前回もブレンダが歌ったが、彼女の友人レデシーの持ち歌だ。「毎回、少しずつアレンジを変えて歌っているの」とブレンダ。これ、彼女の持ち歌のようにさえ思えてくる。
そしてそれが終わりブレンダがひとりのかわいい日本人シンガーを紹介した。福原美穂(ふくはら・みほ)というシンガーで、なんとブレンダとともに「アメイジング・グレイス」を熱唱した。ブレンダと対等に歌うとはたいした度胸で、堂々とした歌いっぷりを見せた。北海道出身(1987年6月19日生まれ)のまだ20歳、ソニーから4月にデビューするという新人だ。声自体は黒っぽくはないが、この曲に関しては身振り手振りも交え、しっかりがんばっていた。ライヴ後少し話す機会があったが、まだあまりライヴはやっていないが、アレサ・フランクリン、スティーヴィーなどソウルが大好きだそうだ。これからどんどんライヴをやるといい。
今回はバンドのキーボードにSOSバンドのTCジェイソンを起用。それもあって、セカンドの1-2曲目はSOSの大ヒットで幕開けだ。これでセカンドは一気に熱くなった。今回の男性バックコーラスは、アンソニー・ベイリー。ハイヴォイスを自由自在に扱う歌巧者。彼とのデュエットが1曲あってもおもしろかったかも。バンドは若干ラフなところはあったが、それをブレンダのヴォーカルが補う。
ぐんぐん盛り上がったセカンドでの圧巻は、アル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」さらにステファニー・ミルズの「フィール・ザ・ファイアー」。もうすっかりブレンダのものにしている。そしてお約束の、観客から男性客3人をステージにあげ、即席ピップスにしたてあげ、彼らにコーラスと振り付けを教え、「ニーザー・ワン・オブ・アス」のバックをやらせるコーナー。これが盛り上がる、盛り上がる。いつ見ても笑えて楽しい。もう「ブレンダのソウル・ショウ」定番だ。そして、アンコールは『ドリーム・ガールズ』からのショウ・ストッパー曲。これもブレンダにぴったりだ。
毎回いいライヴショウを見せれば、お客さんがリピートで来る。それはライヴの理想。今回は毎回ブレンダのライヴを見に来てくれるソウル愛好家安井さんの強い勧めで、わざわざ宮崎のソウルバーの方がこのブレンダのショウを見に来た。
■ 過去関連記事
December 21, 2007
Brenda Vaughn & Kanagawa Philharmonic Pops Orchestra
http://blog.soulsearchin.com/archives/002217.html
ブレンダ、神奈川フィルをバックに歌う
December 08, 2007
Big Thanks For Joining “Philly Soul Christmas Night In Ginza” (Part 1) : It Was So Hot…
http://blog.soulsearchin.com/archives/002185.html
ブレンダ『フィリー・ソウル・ナイト』に登場
October 12, 2007
Brenda Vaughn: Living On Purpose
http://blog.soulsearchin.com/archives/002077.html
ブレンダ2度目のソロ・ライヴ評
September 04, 2007
Brenda Vaughn’s Own Second Show Will Be In October
http://blog.soulsearchin.com/archives/001991.html
(ここにブレンダ関連過去記事一覧)
September 20, 2006
Brenda Vaughn: Lady Soul Is Here To Stay
http://blog.soulsearchin.com/archives/001273.html
【ブレンダ・ヴォーン・ソロ・ライヴ~「レディー・ソウル」の語彙が蘇る】
ブレンダの初ソロ・ライヴ評
November 10, 2005
Brenda Vaughn Steal The Show
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200511/2005_11_10.html
ブレンダの「アメイジング・グレイス」に感動
■ メンバー
SOUL SINGER BRENDA VAUGHN~Celebration of Love~
(Vo)Brenda Vaughn (HAMMOND B-3/Key)TC Jason (B)Clifford Archer
(G)Pat Pryor (Ds)JR (Cho)Anthony Baily、Tynice Hinton
■セットリスト
Setlist : Brenda Vaughn @ Blues Alley, March 13, 2008
セットリスト ブレンダ・ヴォーン
[ ] denotes original artist
First set show started 19:44
01. Angel [Angel Winbush]
02. Everything Must Change [George Benson, Jene Carn]
03. No Ordinary Love [Sade]
04. For The Love Of You [Isley Brothers, Whitney Houston]
05. Alright [Ledesi]
06. Amazing Grace [Traditional] (with Fukuhara Miho)
07. Ain’t Nobody [Rufus/Chaka Kahn]
Show ended 20:42
Second set show started 21:21
01. Just Be Good To Me [SOS Band]
02. Take Your Time [SOS Band]
03. I Don’t Want Nobody Else [TC Jason]
04. Let’s Stay Together [Al Green]
05. Feel The Fire [Stephanie Mills, Peabo Bryson]
06. Neither One Of Us (Wants To Be The First To Say Goodby) [Gladys Knight & The Pips]
Enc.And I Am Telling You I’m Not Going [Jennifer Holiday, Jennifer Hudson]
Outro (Instrumental)
Show ended 22:30
(2008年3月13日木曜、目黒ブルース・アレー=ブレンダ・ヴォーン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Vaughn, Brenda
2008-37
3度目。
東京レディー・ソウル・ナンバーワン、ブレンダ・ヴォーンの3度目のワンマン・ライヴ。回を増すごとに観客動員を増やし、今回はブルース・アレーが入り口横の楽屋スペースを開放して満席、プラス若干の立ち見まで出た。
今回はファーストは、少しゆったり目で始め、セカンドでいつもながらの盛り上がり系。ブレンダのハイエナジー・パフォーマンスを思い切り見せるには、ファースト1曲目からアップテンポでガツーンと行った方がいいかもしれない。アップ→ミディアム→スロー・ミディアム→スロー→アップといった構成だ。
オープニングはアンジェラ・ウィンブッシュの「エンジェル」。渋い! そして、5曲目の「オールライト」。前回もブレンダが歌ったが、彼女の友人レデシーの持ち歌だ。「毎回、少しずつアレンジを変えて歌っているの」とブレンダ。これ、彼女の持ち歌のようにさえ思えてくる。
そしてそれが終わりブレンダがひとりのかわいい日本人シンガーを紹介した。福原美穂(ふくはら・みほ)というシンガーで、なんとブレンダとともに「アメイジング・グレイス」を熱唱した。ブレンダと対等に歌うとはたいした度胸で、堂々とした歌いっぷりを見せた。北海道出身(1987年6月19日生まれ)のまだ20歳、ソニーから4月にデビューするという新人だ。声自体は黒っぽくはないが、この曲に関しては身振り手振りも交え、しっかりがんばっていた。ライヴ後少し話す機会があったが、まだあまりライヴはやっていないが、アレサ・フランクリン、スティーヴィーなどソウルが大好きだそうだ。これからどんどんライヴをやるといい。
今回はバンドのキーボードにSOSバンドのTCジェイソンを起用。それもあって、セカンドの1-2曲目はSOSの大ヒットで幕開けだ。これでセカンドは一気に熱くなった。今回の男性バックコーラスは、アンソニー・ベイリー。ハイヴォイスを自由自在に扱う歌巧者。彼とのデュエットが1曲あってもおもしろかったかも。バンドは若干ラフなところはあったが、それをブレンダのヴォーカルが補う。
ぐんぐん盛り上がったセカンドでの圧巻は、アル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」さらにステファニー・ミルズの「フィール・ザ・ファイアー」。もうすっかりブレンダのものにしている。そしてお約束の、観客から男性客3人をステージにあげ、即席ピップスにしたてあげ、彼らにコーラスと振り付けを教え、「ニーザー・ワン・オブ・アス」のバックをやらせるコーナー。これが盛り上がる、盛り上がる。いつ見ても笑えて楽しい。もう「ブレンダのソウル・ショウ」定番だ。そして、アンコールは『ドリーム・ガールズ』からのショウ・ストッパー曲。これもブレンダにぴったりだ。
毎回いいライヴショウを見せれば、お客さんがリピートで来る。それはライヴの理想。今回は毎回ブレンダのライヴを見に来てくれるソウル愛好家安井さんの強い勧めで、わざわざ宮崎のソウルバーの方がこのブレンダのショウを見に来た。
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December 21, 2007
Brenda Vaughn & Kanagawa Philharmonic Pops Orchestra
http://blog.soulsearchin.com/archives/002217.html
ブレンダ、神奈川フィルをバックに歌う
December 08, 2007
Big Thanks For Joining “Philly Soul Christmas Night In Ginza” (Part 1) : It Was So Hot…
http://blog.soulsearchin.com/archives/002185.html
ブレンダ『フィリー・ソウル・ナイト』に登場
October 12, 2007
Brenda Vaughn: Living On Purpose
http://blog.soulsearchin.com/archives/002077.html
ブレンダ2度目のソロ・ライヴ評
September 04, 2007
Brenda Vaughn’s Own Second Show Will Be In October
http://blog.soulsearchin.com/archives/001991.html
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September 20, 2006
Brenda Vaughn: Lady Soul Is Here To Stay
http://blog.soulsearchin.com/archives/001273.html
【ブレンダ・ヴォーン・ソロ・ライヴ~「レディー・ソウル」の語彙が蘇る】
ブレンダの初ソロ・ライヴ評
November 10, 2005
Brenda Vaughn Steal The Show
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200511/2005_11_10.html
ブレンダの「アメイジング・グレイス」に感動
■ メンバー
SOUL SINGER BRENDA VAUGHN~Celebration of Love~
(Vo)Brenda Vaughn (HAMMOND B-3/Key)TC Jason (B)Clifford Archer
(G)Pat Pryor (Ds)JR (Cho)Anthony Baily、Tynice Hinton
■セットリスト
Setlist : Brenda Vaughn @ Blues Alley, March 13, 2008
セットリスト ブレンダ・ヴォーン
[ ] denotes original artist
First set show started 19:44
01. Angel [Angel Winbush]
02. Everything Must Change [George Benson, Jene Carn]
03. No Ordinary Love [Sade]
04. For The Love Of You [Isley Brothers, Whitney Houston]
05. Alright [Ledesi]
06. Amazing Grace [Traditional] (with Fukuhara Miho)
07. Ain’t Nobody [Rufus/Chaka Kahn]
Show ended 20:42
Second set show started 21:21
01. Just Be Good To Me [SOS Band]
02. Take Your Time [SOS Band]
03. I Don’t Want Nobody Else [TC Jason]
04. Let’s Stay Together [Al Green]
05. Feel The Fire [Stephanie Mills, Peabo Bryson]
06. Neither One Of Us (Wants To Be The First To Say Goodby) [Gladys Knight & The Pips]
Enc.And I Am Telling You I’m Not Going [Jennifer Holiday, Jennifer Hudson]
Outro (Instrumental)
Show ended 22:30
(2008年3月13日木曜、目黒ブルース・アレー=ブレンダ・ヴォーン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Vaughn, Brenda
2008-37