▲Fukamachi Jun #85: 8th Year Has Just Started
まったり。
いよいよ今回から8年目。グランド・ピアノから変わってヤマハCP80での演奏もかなり聴きなれてきた。この日は、深町さん旧知の村上ポンタ氏が遊びに来て、ちょっと練習をしたいと申し出たが、深町さんに却下された。(笑) ここFJズには、ドラム・セットがない。う~む、どのような練習風景になったのだろうか。それはそれで興味深い。深町さんとポンタ氏は、1970年代初期に五輪真弓のレコーディングで一緒になって以来だという。30年以上の仲間だ。
ファーストの2曲目の途中で、ピアノの一弦が切れてしまったと深町さんは告白した。その曲が終わった後、切れた鍵盤を叩いて、音がでないところを客に見せた。この日は比較的長尺の曲が4曲。そして、お題拝借もいつもより少し長めの作品になった。とはいうものの、最近は観客が少なめでお題拝借もなかなか応募がない。
このお題拝借は、観客から4-5音のメロディーをもらい、その場でその音を元に深町さんが即興で1曲作るというもの。過去のセットリストを眺めるとわかるが、大体お題拝借は2分程度。この日は2分56秒と3分超で長かった。
長い間見ている僕の独断で感想を言わせてもらえれば、長いほうが、80パーセントの確率でいい作品が多い。なぜかはわからない。その曲に集中して、どんどんいいメロディーなりフレーズが思いついてくるので、長くなるのではないだろうか。曲として完成度が高くなるイメージだ。もっとも、同じ長くても、本人がいいメロディーが浮かばずに、悶々とそれを探し続けて長くなることもある。おそらく残り2割はそうして、冗長な作品になったときなのだろう。深町さん本人もしばしば言う。「即興演奏なんて、即興でやってるんだから、(出来が)いいときもあれば、悪いときもあって、当たり前。出来がよくないときには、拍手なんかしちゃあだめです」。
この日はなぜか犬連れのお客さんが何人かいて、途中でワンちゃんがほえたりしていた。
全体的にはいつになく、まったりとした感じで進んだ会であった。
ところで、次回第86回は通常だと2月最終土曜日で、23日になる予定だったが、その日、深町さんが北九州でスリー・ディグリーズのライヴのバックを務めるため、定例会は特別に翌24日の日曜になる。
(そのスリー・ディグリーズ関連の話を深町さんから聞いたので、明日以降にご紹介します)
■スリー・ディグリーズ・ライヴ
日時:2008年2月23日(土)18:15開場/19:00開演会場:福岡県福岡市・北九州芸術劇場・中劇場
チケット:前売6,000円/当日6,500円
問い合わせ フロム・ワン:093-962-5011
出演:スリー・ディグリーズ
バック演奏: 深町純(Pf)/正木五郎(D)/井島正雄(B)/田部俊彦(TS)/神野成紀(G)/上村麻虎斗(key)/山野哲正(Tp)/山下逸郎(Per)
東京は2008年2月13日~19日ケントス・グループにて。ケントスでのライヴのバックは、ケントスのハウスバンドが担当します。
■セットリスト
Setlist : Fukamachi Jun #85, @FJ’s, January 26, 2008
セットリスト 深町純 85回
1st set
show started 20:05
01. 2008年1月26日20時05分の作品(14:23)
02. 2008年1月26日20時23分の作品(24:31)
03. 2008年1月26日お題拝借作品1(2:56)
04. 2008年1月26日お題拝借作品2 (3:31)
show ended 21:08
2nd set
show started 21:33
01. 2008年1月26日21時55分の作品(15:55)
02. 2008年1月26日22時10分の作品(16:34)
show ended 22:28
■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19 【恵比寿・アートカフェ最終回】
2007年06月 第一・二部(通し)64.78 (2時間50分)【祐天寺FJ’s1回目】
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
2007年08月 第一部 67.03 第二部 68.04
2007年09月 第一部 71.16 第二部 67.30
2007年10月20日 第一部 67.81 第二部 49.29 (通算82回)
2007年10月27日 第一部 96.00 第二部 74.65 (サントリー・ホール・ブルー・ローズ)
2007年11月24日 第一部 66.96 第2部 77.04 (通算83回)
2007年12月29日 第一部 60.67 第二部 58.38
2008年01月26日 第一部 71.90 第二部 59.06 (第85回)
(2008年1月26日土曜、祐天寺FJズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2008-9
いよいよ今回から8年目。グランド・ピアノから変わってヤマハCP80での演奏もかなり聴きなれてきた。この日は、深町さん旧知の村上ポンタ氏が遊びに来て、ちょっと練習をしたいと申し出たが、深町さんに却下された。(笑) ここFJズには、ドラム・セットがない。う~む、どのような練習風景になったのだろうか。それはそれで興味深い。深町さんとポンタ氏は、1970年代初期に五輪真弓のレコーディングで一緒になって以来だという。30年以上の仲間だ。
ファーストの2曲目の途中で、ピアノの一弦が切れてしまったと深町さんは告白した。その曲が終わった後、切れた鍵盤を叩いて、音がでないところを客に見せた。この日は比較的長尺の曲が4曲。そして、お題拝借もいつもより少し長めの作品になった。とはいうものの、最近は観客が少なめでお題拝借もなかなか応募がない。
このお題拝借は、観客から4-5音のメロディーをもらい、その場でその音を元に深町さんが即興で1曲作るというもの。過去のセットリストを眺めるとわかるが、大体お題拝借は2分程度。この日は2分56秒と3分超で長かった。
長い間見ている僕の独断で感想を言わせてもらえれば、長いほうが、80パーセントの確率でいい作品が多い。なぜかはわからない。その曲に集中して、どんどんいいメロディーなりフレーズが思いついてくるので、長くなるのではないだろうか。曲として完成度が高くなるイメージだ。もっとも、同じ長くても、本人がいいメロディーが浮かばずに、悶々とそれを探し続けて長くなることもある。おそらく残り2割はそうして、冗長な作品になったときなのだろう。深町さん本人もしばしば言う。「即興演奏なんて、即興でやってるんだから、(出来が)いいときもあれば、悪いときもあって、当たり前。出来がよくないときには、拍手なんかしちゃあだめです」。
この日はなぜか犬連れのお客さんが何人かいて、途中でワンちゃんがほえたりしていた。
全体的にはいつになく、まったりとした感じで進んだ会であった。
ところで、次回第86回は通常だと2月最終土曜日で、23日になる予定だったが、その日、深町さんが北九州でスリー・ディグリーズのライヴのバックを務めるため、定例会は特別に翌24日の日曜になる。
(そのスリー・ディグリーズ関連の話を深町さんから聞いたので、明日以降にご紹介します)
■スリー・ディグリーズ・ライヴ
日時:2008年2月23日(土)18:15開場/19:00開演会場:福岡県福岡市・北九州芸術劇場・中劇場
チケット:前売6,000円/当日6,500円
問い合わせ フロム・ワン:093-962-5011
出演:スリー・ディグリーズ
バック演奏: 深町純(Pf)/正木五郎(D)/井島正雄(B)/田部俊彦(TS)/神野成紀(G)/上村麻虎斗(key)/山野哲正(Tp)/山下逸郎(Per)
東京は2008年2月13日~19日ケントス・グループにて。ケントスでのライヴのバックは、ケントスのハウスバンドが担当します。
■セットリスト
Setlist : Fukamachi Jun #85, @FJ’s, January 26, 2008
セットリスト 深町純 85回
1st set
show started 20:05
01. 2008年1月26日20時05分の作品(14:23)
02. 2008年1月26日20時23分の作品(24:31)
03. 2008年1月26日お題拝借作品1(2:56)
04. 2008年1月26日お題拝借作品2 (3:31)
show ended 21:08
2nd set
show started 21:33
01. 2008年1月26日21時55分の作品(15:55)
02. 2008年1月26日22時10分の作品(16:34)
show ended 22:28
■過去の音楽比率(ライヴ全体の中での音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19 【恵比寿・アートカフェ最終回】
2007年06月 第一・二部(通し)64.78 (2時間50分)【祐天寺FJ’s1回目】
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
2007年08月 第一部 67.03 第二部 68.04
2007年09月 第一部 71.16 第二部 67.30
2007年10月20日 第一部 67.81 第二部 49.29 (通算82回)
2007年10月27日 第一部 96.00 第二部 74.65 (サントリー・ホール・ブルー・ローズ)
2007年11月24日 第一部 66.96 第2部 77.04 (通算83回)
2007年12月29日 第一部 60.67 第二部 58.38
2008年01月26日 第一部 71.90 第二部 59.06 (第85回)
(2008年1月26日土曜、祐天寺FJズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2008-9