22年ぶり。
昨日、JFN系の『ヒルサイド・アヴェニュー』(DJ西任暁子=にしと・あきこ=さん。Tokyo FM系列の全国ネット。東京以外で放送)で、ほんの20分ほどグラミーのことをしゃべってきました。なんか、ちょろっとしゃべったら、あっという間に20分。一曲かけておしまい。いやいや。また、しゃべりすぎちゃいました。(笑) でも、用意したことの半分もしゃべれませんでしたあ。
西任さんのホームページがあります。http://plaza4.mbn.or.jp/~LaRA/ ご自分ですべて作られているそうです。日記も気が向いたら、書かれるそうです。好奇心旺盛の勉強好きの方です。
さて、同録聞いたんですけど、話自体はわかりやすいんですが、とにかく、あれもこれも、しゃべろうとして、焦点が定まりませんねえ。時間が短いときに、よく僕がやるパターンです。(笑)
さて、今日はグラミー、「主要4部門の独占」についてお話しします。
1980年以降過去22年で4部門でノミネートされた例は、7回あります。そして、4部門を制したのは80年のクリストファー・クロスだけ。これは、過去44年の歴史の中で唯一のことです。今回ノラがとれば、22年ぶり、史上2度目のことになります。
そして、おもしろいことに、4部門をとれなかった6回のうち、2回を除き4回まで、そのアーティストはベスト・ニュー・アーティストは獲得しています。
ということは、ノラ・ジョーンズの新人賞は、すでに書いたようにかなり確率が高いと言えます。
さて、『レコード』部門と『ソング』部門の関連ですが、この二つを同時に受賞する例が、過去20年で12回ありました。過去10年ですと、7回です。つまり、『レコード』と『ソング』は、同じ曲、アーティストになりやすい、という傾向がわかります。
となると、これでノラも『レコード』、『ソング』、『ニュー・アーティスト』はとれました。そこで、問題が、やはり、『アルバム・オブ・ジ・イヤー』です。
ここが、ずっと、ブルース・スプリングスティーンがど~~んとノラの前に立ちはだかっています。アメリカの予想も、かなりブルースが優位なんですよねえ。はっきり言って迷います。(笑) 予想、ブルースに最後でひっくり返しちゃおうかなあ。