●Yamashita Tatsuro Acoustic Mini Live @ Hamarikyu Asahi Hall
【山下達郎・アコースティック・ミニ・ライヴ・セットリスト】
公開
5月6日の夜の部に行ったミニ・ライヴ。5月10日の大阪終了までセットリストの公開は自粛して欲しいという小さなお願いがあった。大阪が終了したので、セットリストとレポートをお届けします。
公開
5月6日の夜の部に行ったミニ・ライヴ。5月10日の大阪終了までセットリストの公開は自粛して欲しいという小さなお願いがあった。大阪が終了したので、セットリストとレポートをお届けします。
冒頭、いきなり、CM(ジャックス・カード)がでてきて、なんか映画館でロードショー映画を見る感じになった。(笑) そして、達郎さんのアーカイブ映像から2曲。彼は自身の多くのライヴを、「記録用」に映像で録画している。この5月6日も、おそらく3台(見えないところにあれば、それ以上)のテレビカメラが入っていて録画していた。ただこれは将来DVDとかにして売ろうということはまったくないらしく、あくまで「記録用」。それと、こうしたライヴでお客さんに見せるために押さえているという感じらしい。
これらの映像が出てきた瞬間、客席から「おーっ」という声や、「若いっ」という声なども聴こえた。
ステージに登場後は、曲紹介、歌と演奏で次々と進んでいく。途中でおもしろかったのが、「今日、初めて山下達郎のライヴに来た人、手をあげて」と言ったら、半分までは行かないが、けっこうな数、3分の1以上は手をあげた感じがした。
彼も言っていたが、この編成(ギター、ベース、ピアノ)だとへたをするとフォークっぽくなってしまうが、きっちりとロックしている。また、この編成でできる曲、できない曲がある、という。アコースティックでできそうだなと思ってリハをしても、ぜんぜんだめだったり、これは難しいだろうと思っても意外とよかったりする曲がある。結局、やってみなければ、何もわからない、ということだそうだ。
そして、通常のライヴでも途中にはさむ「アカペラ・コーナー」を今回も3曲。もちろん、自身の声で作ったアカペラ・カラオケで歌う。
アカペラ3曲(6曲目、7曲目は、それぞれアカペラの中でもベスト・オブ・ベストとのこと)を終えて、次の曲の紹介を少し長めのトークで。「自分は政治とは一線を引くようにしてきた。だが前回5年前アコースティック・ライヴを(東京FMホールで)やったときに、ちょうどアメリカのイラクへの戦争が始まり、急遽そのときやった曲です。自分はこの曲がでたときにものすごく衝撃を受けた。それは、1番の歌詞は反戦を歌っていたが、2番では髪の毛が長いからって悪いって決め付けたりしないでくれ、というところがあったりして共感した。自分も髪の毛が長かったから」(大意) そして、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」と「蒼氓」を2曲続けて。
人前にでて歌うのは、5年ぶりくらいになる、という。ずっとツアーにはでたいと思っていた。そして、「ま、今日のは(本格的ライヴへの)リハビリみたいなものです(笑)」と告白した。どうやら12月までに正式なライヴをやるようだ。
「ライド・オン・タイム」の後半では、マイクから離れ少しステージの後ろに行き、ノー・マイクで歌った。会場も狭かったので、このノー・マイクでもその力強い歌声がよく響いた。
アンコール1曲歌った後、「オマケです」と少し照れながら紹介して出てきたのが、竹内まりやさん。会場から一斉に歓声があがる。「リハなしで歌えるのはこれだけなんです」と言って、「レット・イット・ビー・ミー」。それまでにない拍手を集めていた。というよりも、後半になればなるほど、どんどん拍手が熱くなっていった。
彼の通常ライヴは3時間半を超えるものになる。だから、2時間やっても「ミニ・ライヴ」なのだ。本格的ライヴが今から楽しみだ。
これらの映像が出てきた瞬間、客席から「おーっ」という声や、「若いっ」という声なども聴こえた。
ステージに登場後は、曲紹介、歌と演奏で次々と進んでいく。途中でおもしろかったのが、「今日、初めて山下達郎のライヴに来た人、手をあげて」と言ったら、半分までは行かないが、けっこうな数、3分の1以上は手をあげた感じがした。
彼も言っていたが、この編成(ギター、ベース、ピアノ)だとへたをするとフォークっぽくなってしまうが、きっちりとロックしている。また、この編成でできる曲、できない曲がある、という。アコースティックでできそうだなと思ってリハをしても、ぜんぜんだめだったり、これは難しいだろうと思っても意外とよかったりする曲がある。結局、やってみなければ、何もわからない、ということだそうだ。
そして、通常のライヴでも途中にはさむ「アカペラ・コーナー」を今回も3曲。もちろん、自身の声で作ったアカペラ・カラオケで歌う。
アカペラ3曲(6曲目、7曲目は、それぞれアカペラの中でもベスト・オブ・ベストとのこと)を終えて、次の曲の紹介を少し長めのトークで。「自分は政治とは一線を引くようにしてきた。だが前回5年前アコースティック・ライヴを(東京FMホールで)やったときに、ちょうどアメリカのイラクへの戦争が始まり、急遽そのときやった曲です。自分はこの曲がでたときにものすごく衝撃を受けた。それは、1番の歌詞は反戦を歌っていたが、2番では髪の毛が長いからって悪いって決め付けたりしないでくれ、というところがあったりして共感した。自分も髪の毛が長かったから」(大意) そして、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」と「蒼氓」を2曲続けて。
人前にでて歌うのは、5年ぶりくらいになる、という。ずっとツアーにはでたいと思っていた。そして、「ま、今日のは(本格的ライヴへの)リハビリみたいなものです(笑)」と告白した。どうやら12月までに正式なライヴをやるようだ。
「ライド・オン・タイム」の後半では、マイクから離れ少しステージの後ろに行き、ノー・マイクで歌った。会場も狭かったので、このノー・マイクでもその力強い歌声がよく響いた。
アンコール1曲歌った後、「オマケです」と少し照れながら紹介して出てきたのが、竹内まりやさん。会場から一斉に歓声があがる。「リハなしで歌えるのはこれだけなんです」と言って、「レット・イット・ビー・ミー」。それまでにない拍手を集めていた。というよりも、後半になればなるほど、どんどん拍手が熱くなっていった。
彼の通常ライヴは3時間半を超えるものになる。だから、2時間やっても「ミニ・ライヴ」なのだ。本格的ライヴが今から楽しみだ。
■ 5月6日の感想文その1
May 07, 2008
Yamashita Tatsuro Live At Hamarikyu Asahi Hall
【山下達郎~素晴らしき人生】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002493.html
「ホワッツ・ゴーイング・オン」について
2002/10/22 (Tue)
What’s Going On -3-
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200210/diary20021022.html
■ メンバー
山下達郎 (ギター、ヴォーカル、パーカッション、鉄琴)
伊藤広規 (ベース)
難波弘之 (ピアノ)
■ セットリスト
Setlist : Yamashita Tatsuro @ Hamarikyu Asahi Hall, May 6th, 2008
山下達郎 浜離宮 朝日ホール
Show started 18:30
Live Video
00. CM
01. アトムの子(中野サンプラザ 1992.3.15)
02. Get Back In Love(NHKホール 1999.2.4)
03. ずっと一緒さ (テレビ・サイズ)
Acoustic Live
01. Bomber
02. Donut Song
03. Paper Doll
04. Forever Mine (東京タワー)
=アカペラ・コーナー=(カラオケで)
05. La Vie En Rose バラ色の人生~ラヴィアンローズ [Edith Piaf – 1946]
06. Chapel Of Dreams [Dubs – 1959]
07. Smoke Gets In Your Eyes [Platters – 1959]
—
08. What’s Going On [Marvin Gaye – 1971]
09. 蒼氓
10. さよなら夏の日
11. Ride On Time
Enc.1. ずっと一緒さ(カラオケで)
Enc.2. Let It Be Me (竹内まりやさんとカラオケで) [Everly Brothers – 1960]
Enc.3. クリスマス・イブ
Show ended 20:36
CD That’s My Desire [Frankie Laine – 1947、Dion & Belmonts-1959]
(2008年5月6日火曜、浜離宮・朝日ホール=山下達郎・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Yamashita, Tatsuro
2008-75
(参考)
2008年12月の大阪フェスティヴァル・ホールのライヴ評
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