(ネタばれになります。これからごらんになる方はあなたのリスクにおいておみく さい)
【朝まで続くかレイクサイドのファンク・パーティー】
夜明け。
ほんと、朝まで続くかと思った「ファンタスティック・ヴォヤージ」。74分超のステージで実質6曲、「ファンタスティック・・・」は、19分も続いた! 10分くらいのところで、長いなと思って時計を見た。そろそろ、終わるかなと思ったら、また始まった。(笑) いや、べつに長くても、めちゃくちゃ盛り上がっていたんで、いいんですが。
金曜日セカンドは、始まる前からファンク・ガスが会 に充満していて、1曲目から火がついて、観客も立ち上がり大爆発。ドラ ス、ギター、ベース、ーボード3人(うち1人はパーカッション兼務)、ヴォーカル3人という9人組グループ、レイクサイドの久々のライヴ。
う、踊る、振り付けが決まる、マイクスタンドを蹴ってマイクコードでひっぱり戻す(ジェー ス・ブラウンのやる技のひとつ)、スタンドの足のところを押さえて、客側に倒したマイクスタンドを手前に引っ張る、そして、ジャンプする。会 をファンクの嵐が襲った。
深みのあるリードシンガーでありグループのオリジナル、マーク・ウッド、そして、もうひとりのかなり声の強いすばらしいシンガー(ウィリア ・シェルビーかラリー・ボールデン。たぶん、ラリーのほう)。ドライヴ感あふれるグルーヴはパーティー・バンドの王道を行っている。
観客には、アナグ盤のレイクサイドのアルバ を 上に掲げる人たちも。ジャケットが、揺れる揺れる。
「供の 、テレビで見たグループ。白黒のテレビ った。 っていたのはングヘアの若者たち、こんな感じ った。1964年!」と言ってい始めたのがアップテンポの「抱きしめたい」。ちょっとやって、「では、この曲のレイクサイド・ヴァージョンをお届けしよう」といって、ぐっとスーにした同曲をい上げた。この曲では、「僕は君の手を握りたい(アイ・ウォナ・ホールド・ユア・ハンド)」どおり、マーク・ウッドは、観客に下りてきて、みんなと握手をした。
ライヴ終了後は、ステージ衣装とはまた別のびしっと決まったスーツに着替えて、ファンサーヴィス。CDやレコードなどにサインしていた。
レイクサイドの来日は、1980年代に原宿の以前ピテカントプスと名乗っていたクラブが名前を変えたところで1回(1987年11月=インタヴューもしていました)、その後、有明エ ザ(ZA)で1回(1990年12月)、そして、彼らに聞いたところ1999年の大晦日に岩国ベースでライヴをやったそうで、今回は4回目になる。た し一般ライヴは3回目。僕は原宿とZAで見たので、3回目。
それにしても、まさに「ファンク・ランドへファンタスティックな旅」の70分余 った。
(レイクサイドの は、明日以降に続きます)
レイクサイド・代表作『ファンタスティック・ヴォヤージ』
BMG JAPAN (2005/09/21)
売り上げランング: 13607
メンバー
レイクサイド
Mark Wood(vo), William Shelby(vo), Donald Tavie(vo,key), Stephen Shockley(vo,g), Marvin Craig(vo,b), Fred Alexander(vo,ds), Johnny Rogers(key), Fred Lewis(key,per), Larry Bolden(back vo)
Setlist : Lakeside @ Cotton Club, May 18, 2007
セットリスト レイクサイド 2007年5月18日 コットンクラブ
show started 21:38
01. Outrageous (From LP “Outrageous” – 1984)
02. Raid (From LP “Untouchables” – 1983)
03. Intro Slow Jam ~ It’s All The Way Live (From LP “Shot Of Love” – 1978)
04. I Want To Hold Your Hand (Beatles Version) ~ I Want To Hold Your Hand (Lakeside Version) (From LP “Your Wish Is My Command”-1982)
05. Something About That Woman (From LP “Your Wish Is My Command”-1982)
06. Drum Solo ~ Fantastic Voyage (From LP “Fantastic Voyage” – 1980)
show ended 22:52
(2007年5月18日金曜、丸の内コットンクラブ=レイクサイド・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Lakeside
2007-64