【デイヴィッドの指はとてもセクシー~土曜にDVD用収録】
音楽愛。
デイヴィッド・Tが時折、ギターの音を伸ばすときに、同時にぐい~~んと体を伸ばす。ミュージシャンが演奏しているところを実際に見るということは、音楽を楽しむことの基本でもある。レコードからではわからないことがわかる。
デイヴィッド・Tの指の動きはひじょうにセクシー 。ギターの形とは、女体をイメージして作ったん 、ということを以前、山下達郎さんが言っていたことを思い出した。本当 。デイヴィッドの指裁きはかなりうまそう 。レコードからではわからないことがわかる。
デイヴィッド・Tは、基本的には舞台右手の椅に座りながら、寡黙にプレイしている。しかし、そのデイヴィッドが時折、立ち上がって、きながらギターを弾くことがある。レコードからではわからないことがわかる。
その音色や音楽は、そのミュージシャンのを表す。デイヴィッド・Tのギターの音色には、日本人にも通じる「わび」「さび」がある。ひょっとして、彼の人気が高いのはそんなことも理由なのかもしれない。「俺が俺が・・・」というがむしゃらに前にでる目立ちたがりやではなく、フントの人を一後ろで支える、夫の3後ろをくような控えめな妻・的なところがある。
ステージの自分の立ち位置にデイヴィッドが立った時、まず驚いた。普通ギタリストが主人公のライヴの 合、ステージのセンターに 々と立つか、座るもの 。そのセンターの位置にはベースのバイン・ミラーが、ちょっと後ろ ったが、座っていたの 。なんで、真ではないの ろうか、とそのとき疑問に思ったが、二日目で、その彼の控えめの性 のためかなと妙に納得した。
彼は別に自分が前に前にでて何かやろうという感じではないの 。そんな彼が立ち上がるときというのは、よほどのこと 。
全体的な雰囲気は、デイヴィッドが自分が好きな楽曲を、自分がよく気心の知れた好きなミュージシャンと、自分の好きな楽器で自宅のダイニング・ルー でプレイしているようなひじょうにアットホー なもの 。そうしたら、たまたま、それを聞きにきていた友達が、ものすごく喜んでいる。そんな情景 。
デイヴィッドの音楽への愛が、会 全体をやさしく包み込む。まさに音楽愛があふれ出る瞬間 。セクシーな指使いは音楽愛の使者。
デイヴィッドがアンコールの前に一言 け言った。「みなさんが喜んでくれて本当に感謝しています。私たちはあなたたちの暖かさを本当に感じています。私たちが、あなたたちに、ありがとうと申し上げたい(We thank you very much)」
僕も申し上げたい。Thank you for your great music and superb performance.
お知らせ
コットンクラブでの土曜日(2007年5月12日)の模様がテレビカメラ6台によって、DVD用に撮影されます。このDVDは、アップ・フントから、秋口くらいまでに発売される予定です。
デイヴィッド・T、オード時代の傑作3部作世界初CD化(紙ジャケット)
ビデオアーツ・ミュージック (2006/12/20)
売り上げランング: 1773
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Setlist (Incomplete) : David T Walker @ Cotton Club, May 11th, 2007
セットリスト デイヴィッド・T・ウォーカー
(2日目は、そこそこのセットリストができました。完璧ではないので、まちがいなどがおわかりになるかた、情 お待ちしております。ebs@st.rim.or.jp までよろしくです)
Second Set
show started 21:34
01. Real T
02. Recipe
03. Lovin’ You (Minnie Riperton)
04. Plumb Happy (including a riff of Moody’s Mood at the end)
05. Ahimsa (including a riff of Eleanor Rigby)
06. Going Up
07. What’s Going On (Marvin Gaye)
08. Side Walk
09. Walk This Way
10. An-Noor
11. Didn’t I Intro – Didn’t I (Delfonics)
12. I Can See Clearly Now (Johnny Nash)
13. Soul Food Cafe
Enc. Walk On By (including a riff of “With A Little Help From My Friends”) (Dionne Warwick)
performance ended 23.13
show ended 23.15
表記はデビッド・T、デイビッド・T、デヴィッド・T、デイヴィッド・Tなどいろいろあります。ソウル・サーチンでは、「デイヴィッド・T・ウォーカー」を使用します。
(2007年5月11日金曜、丸の内コットン・クラブ=デイヴィッド・T・ウォーカー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Walker, David T.
2007-58