【バックコーラスの美】
奥。
「ホワイ・ドンチュー、ホワイ・ドンチュー・・・」 「アウ~~、アウ~~」。
ここ2、3週間アレサ・フランクリンのCDばかりを繰り返し聴いていた。そこで思ったのが、彼女の作品のバックコーラスのすばらしさ 。「ホワイ・ドンチュー」は、木下航志くんがった「明日に架ける橋(ブリッジ・オーヴァー・トラブルド・ウォーター)」のコーラス、「アウ~~」は、ブレンダ、ユリ、マル、ケイリブで 番にリードを展開した「ナチュラル・ウーマン」のコーラス 。
これらの曲のリハーサルで、コーラス部分を何度も聴いていて、その「アウー」とか、いろんなコーラスが のでループするほどまでになってしまった。(笑) 寝ても覚めても、「アウー」である。
で、このコーラスがCDを聴いていると実にうまく、おもしろい。そして、奥が深い。アレサのことが大好き ったルーサーが、アレサの曲をヘッドフォンで繰り返し聴いていたなら、とうぜん、このバックコーラスに耳がいく。そして、ルーサーがバックコーラスが大好きになり、バックコーラスの達人となったことが、アレサの作品を聴き続けてわかった。これは、はまるわ。(笑)
そんなコーラスを、マル、ユリ、ブレンダたちが見事にやってくれた。お互い自分がリードを取るときは、他のふたりがコーラスにまわって担当するという具合。
ガッツがった「ピープル・ゲット・レディー」のイントには「アイ・ビリーヴ、アイ・ビリーヴ・・・」というコーラスが入る。これが入ることによって、もともと神聖な曲がより神聖に神々しい作品になっていく。これぞ、バックコーラス・マジック 。
「チェチェン、チェ~~~ン」の「ェ」のあたりの伸ばし方など、実に気持ちいい。
アレサの1960年代の作品でバックコーラスを担当しているのは、スイート・インスピレーションズという女性3人組。そのうちのひとりはシシー・ヒューストンという。かのホイットニー・ヒューストンの母親 。
おそらく、コーラスがよくなればよくなるほど、リードのヴォーカルも、のってきていいを聴かせることになるの ろう。逆にコーラスが貧弱 と、リードものらなくなる。
返ってきたアンケートのに、「バック・コーラスで初めて泣きました」というものがあった。その方は、「っている本人を見ながら、思いをくみとりながらコーラスをする姿に感動! 『ピープル・ゲット・レディー』の時、最高でしたよ~」と書いている。
まさにそのとおりで、リード・ヴォーカルを引き立たせるために黒に徹しつつ、気持ちよいバックコーラスをつけるのは、本当に職人技 と思う。リハでも3人のソウル・サーチン・ドリー ガールズたちが、「あなたは、どのパート?」などといいながら、ハモリの練習をしていたところがものすごく印象的 った。
アレサのバックは、スイート・インスピレーションズ が、フィラデルフィアには「スイートハーツ・オブ・シグマ」、「ジョーンズ・ガールズ」、またスには「ウォーターズ」という名うてのバック・コーラス・グループがいる。
ENT>MUSIC>LIVE>Soul Searchin: The Session
Wordpress Search
Archives
- 2009年4月 (13)
- 2009年3月 (31)
- 2009年2月 (30)
- 2009年1月 (31)
- 2008年12月 (31)
- 2008年11月 (30)
- 2008年10月 (31)
- 2008年9月 (30)
- 2008年8月 (32)
- 2008年7月 (32)
- 2008年6月 (30)
- 2008年5月 (31)
- 2008年4月 (30)
- 2008年3月 (31)
- 2008年2月 (32)
- 2008年1月 (31)
- 2007年12月 (33)
- 2007年11月 (31)
- 2007年10月 (32)
- 2007年9月 (32)
- 2007年8月 (32)
- 2007年7月 (31)
- 2007年6月 (30)
- 2007年5月 (31)
- 2007年4月 (30)
- 2007年3月 (32)
- 2007年2月 (30)
- 2007年1月 (32)
- 2006年12月 (33)
- 2006年11月 (31)
- 2006年10月 (31)
- 2006年9月 (30)
- 2006年8月 (31)
- 2006年7月 (32)
- 2006年6月 (26)
- 2006年5月 (31)
- 2006年4月 (30)
- 2006年3月 (31)
- 2006年2月 (28)
- 2006年1月 (32)
- 2005年12月 (31)
- 2005年11月 (31)
- 2005年10月 (15)
- 2005年9月 (30)
- 2005年8月 (31)
- 2005年7月 (31)
- 2005年6月 (32)
- 2005年5月 (32)
- 2005年4月 (31)
- 2005年3月 (31)
- 2005年2月 (30)
- 2005年1月 (35)
- 2004年12月 (31)
- 2004年11月 (30)
- 2004年10月 (31)
- 2004年9月 (31)
- 2004年8月 (33)
- 2004年7月 (32)
- 2004年6月 (33)
- 2004年5月 (33)
- 2004年4月 (30)
- 2004年3月 (36)
- 2004年2月 (32)
- 2004年1月 (32)
- 2003年12月 (34)
- 2003年11月 (30)
- 2003年10月 (32)
- 2003年9月 (30)
- 2003年8月 (32)
- 2003年7月 (34)
- 2003年6月 (30)
- 2003年5月 (34)
- 2003年4月 (34)
- 2003年3月 (35)
- 2003年2月 (31)
- 2003年1月 (32)
- 2002年12月 (31)
- 2002年11月 (17)
- 2002年10月 (23)
- 2002年9月 (7)
- 2002年8月 (3)
- 2002年7月 (4)
- 2002年6月 (4)
メタ情報