Hi Fidelity: The Movie

マニア。

「ハイ・フィデェリティー」とは、映画のタイトル。先日、とある編集者に薦められて、さっそくビデオショップに行き借りてきました。

シカゴの中古レコード屋の店長(ジョン・キューザック)は、しょっちゅう彼女にふられる。音楽マニアの彼は、なんでもベスト5を作るのだが、思い切って「ふられた女ベスト5」を作って、なぜ自分が彼女にふられてきたのか、その理由を分析し始める。

70年代の音楽がふんだんにかかって、音楽好きの人にはたまらない映画だ。そして、そこの中古レコードショップの店員たちが、またいい味をだしている。

主人公は、なんでもすぐにベスト5を作るが、ある葬式の席で、自分の葬式でかけてほしい曲を3曲あげる。それが、「メニー・リヴァース・トゥ・クロス」(ジミー・クリフ)、この日記でも取り上げたグラディス・ナイト&ピップスの「巡りあい」、アレサ・フランクリンの「エンジェル」だそうだ。なかなかいいセンスをしている。

そして、その店員のバンドが、ラストシーンで一曲歌うのは、なんとマーヴィン・ゲイの「レッツ・ゲット・イット・オン」。なかなかおもしろい。

70年代の音楽が好きな人は、一度チェックしてみたら、いかが?

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