昨日の夜から降り続けた雨が朝方にもまだあがりません。「雨の月曜日、いつも、僕を落ち込ませる」という「Rainy Days & Mondays」を地で行くような一日の始まりでした。ところが、まもなく、雲はどこかに消え、さんさんと輝く太陽が登場してきました。さっきまでの雨がうそのようです。
というわけで、昨日の「ソウルブレンズ」、ダニーハザウエイの特集でしたが、なかなか盛り上がりました。33歳で亡くなったダニー。きしくも、レイラは今年の誕生日で33歳を迎えます。父の年齢を超えるレイラの心境やいかに。今度会ったときは、また、じっくりお話を聞きたいものです。
来週は、もっと若く旅立ったジャニスジョプリン。彼女は27歳でした。みんなからのけ者にされ、好かれてこなかった彼女が唯一見いだした安息の地が、歌を歌うことができるステージでした。「私は25000人の人とメイクラヴできるのに、ホテルに帰ればたったひとり」 孤独と絶望にさいなまされたシンガーは、ドラッグと酒に現実逃避していきます。
彼女の最初で最後の、そして、唯一のナンバーヒット「ミー&ボビーマギー」は、映画に「ロードムーヴィー」というものがあるように、音楽の「ロード・ソング」の決定版のような曲です。
一般論ですが、歌手にドラマがある人の歌は、やはり人の胸を打つ作品が多いようです。(もちろん、例外もありますが)