【音楽の 晴らしいところは、音楽自体に意味がないこと】
矛盾。
深町純は言う。「モーツァルトのピアノソナタは何を表しているのでしょう、という問いがあって、僕の信 する友人はこうえます。それはおそらくモーツァルトが見ている世界でしょう、と。音楽と作曲者の関係はそれ以上、言葉では言えない。あと、音楽が 晴らしいことは、(音楽が)言葉ではないことです。言葉は意味を持っているし、音楽には意味がないのです。と、僕は思う。もちろんすべての音楽がそう とは言っていない。た 、僕はそう思ってる。なにより音楽が 晴らしいことは、意味がないこと、無意味 ということです。でも不思 よ。それで、聴いている人に何か浮かん りするん よ。それ(意味のない音楽を聴いて、何かを思い浮かべること)は、たぶん人間の能力なん ろう」
深町純は、特に音楽に意味を持たせようとしない。何も考えない。 からそこにはメッセージもない。しかし、聴く者が何を感じるのも自由。何を感じても勝手。深町純が弾くピアノから、仮にメッセージを受け取っても、それは聴く側の自由でもある。深町純が「無」「無我」でピアノを弾いても、聴く側が何かのイメージ、 像を思い浮かべるとしたら、ひょっとしたらそのピアノの音に、深町純がまぶたを閉じながら見えているものが、色付けされているのかもしれない。
意味がないのに、意味があるように思える。この矛盾がおもしろい。人生はあらゆるところに矛盾が在する。 からおもしろい。深町純のピアノは、矛盾の宝庫 。
Setlist : Fukamachi Jun #83, @FJ’s, November 24,2007
セットリスト 深町純 83回
1st set
show started 19:57
01. 2007年11月24日19時57分の作品(21:50)
02. 2007年11月24日20時35分の作品(12:38)
03. 2007年11月24日20時48分の作品(15:05)
show ended 21:11
2nd set
show started 21:35
01. 2007年11月24日21時41分の作品(岡佐和香さんの舞踏とともに)(11:40)
02. 2007年11月24日21時56分の作品「日本」(カリフォルニア在住のまゆみさんの即興演奏、「日本」をテーマに) (7:10)
03. 2007年11月24日22時06分の作品 「日本」(同じテーマで深町純の即興)(22:00)
show ended 22:28
過去の音楽比率(ライヴ全体のでの音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19 【恵比寿・アートカフェ最終回】
2007年06月 第一・二部(通し)64.78 (2時間50分)【祐天寺FJ’s1回目】
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
2007年08月 第一部 67.03 第二部 68.04
2007年09月 第一部 71.16 第二部 67.30
2007年10月20日 第一部 67.81 第二部 49.29(通算82回)
2007年10月27日 第一部 96.00 第二部 74.65 (サントリー・ホール・ブルー・ーズ)
2007年11月24日 第一部 66.96 第2部 77.04 (通算83回)
(2007年11月24日土曜、祐天寺FJズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
2007-164
Wordpress Search
Archives
- 2009年4月 (13)
- 2009年3月 (31)
- 2009年2月 (30)
- 2009年1月 (31)
- 2008年12月 (31)
- 2008年11月 (30)
- 2008年10月 (31)
- 2008年9月 (30)
- 2008年8月 (32)
- 2008年7月 (32)
- 2008年6月 (30)
- 2008年5月 (31)
- 2008年4月 (30)
- 2008年3月 (31)
- 2008年2月 (32)
- 2008年1月 (31)
- 2007年12月 (33)
- 2007年11月 (31)
- 2007年10月 (32)
- 2007年9月 (32)
- 2007年8月 (32)
- 2007年7月 (31)
- 2007年6月 (30)
- 2007年5月 (31)
- 2007年4月 (30)
- 2007年3月 (32)
- 2007年2月 (30)
- 2007年1月 (32)
- 2006年12月 (33)
- 2006年11月 (31)
- 2006年10月 (31)
- 2006年9月 (30)
- 2006年8月 (31)
- 2006年7月 (32)
- 2006年6月 (26)
- 2006年5月 (31)
- 2006年4月 (30)
- 2006年3月 (31)
- 2006年2月 (28)
- 2006年1月 (32)
- 2005年12月 (31)
- 2005年11月 (31)
- 2005年10月 (15)
- 2005年9月 (30)
- 2005年8月 (31)
- 2005年7月 (31)
- 2005年6月 (32)
- 2005年5月 (32)
- 2005年4月 (31)
- 2005年3月 (31)
- 2005年2月 (30)
- 2005年1月 (35)
- 2004年12月 (31)
- 2004年11月 (30)
- 2004年10月 (31)
- 2004年9月 (31)
- 2004年8月 (33)
- 2004年7月 (32)
- 2004年6月 (33)
- 2004年5月 (33)
- 2004年4月 (30)
- 2004年3月 (36)
- 2004年2月 (32)
- 2004年1月 (32)
- 2003年12月 (34)
- 2003年11月 (30)
- 2003年10月 (32)
- 2003年9月 (30)
- 2003年8月 (32)
- 2003年7月 (34)
- 2003年6月 (30)
- 2003年5月 (34)
- 2003年4月 (34)
- 2003年3月 (35)
- 2003年2月 (31)
- 2003年1月 (32)
- 2002年12月 (31)
- 2002年11月 (17)
- 2002年10月 (23)
- 2002年9月 (7)
- 2002年8月 (3)
- 2002年7月 (4)
- 2002年6月 (4)
メタ情報