【誰も彼をクビにできない】
自由。
「録音するのも自由、録画してもらうのも自由、写真とってもらってもいい。携帯の電源切らなくてもいいです」 深町純はことあるごとにそういう。「僕は、何々をしてはいけない、と言われるのが大嫌いで。もし僕の理想の国家があるとすれば、それは法律がない国でしょう。何々をしてはいけないと誰も言わずとも、成り立っていれば、それは 晴らしい。法律などでいろいろと決めなければならない、してはいけないことをたくさん決めなければならない、というのは、国民のレベルが低い、と、僕は思う」
恵比寿アートカフェから引っ越して祐天寺の深町さん本人のカフェ「FJズ」でのーボード・パーティーになって2度目。通算79回目。
トークので意外な過去が明かされた。銀座の高級レストラン「マシ 」で生時代にピアノを弾くアルバイトをしていた、という。深町純は、人がしゃべっていたら、そのうるささに けないよう、がんばって「俺のピアノを聴け」とばかりにピアノを弾く。そのアティテュードは昔から、今も変わらない。 から音も大きくなる。支配人が呼び出して彼に言った。「深町君、君のピアノはうるさいん よ」 そこで彼はまもなくクビになった。
ホテル・ニューオータニのバーでもアルバイトをした。ホテルのバーといえば、ちょっとした誰もが知っているようなスタンダードを静かに弾いて、 ードを作っているのが普通 。しかし、人の曲をやるのがあまり好きではなかった彼は、人がやらないことをやろうといろんな曲をアレンジすることを考えた。しかし、よくあるジャズ・スタンダードではつまらないので「赤とんぼ」のような童謡を自分なりのアレンジで、うるさくならないようにプレイした。するとまもなく支配人に言われた。「深町君、ホテルのバーっていうのはどういうところかわかってるのか。紳士がこれから女性を口説こうとしているときに、童謡で里心つかれちゃ、困るん よ」 そして、彼はクビになった。
彼は2001年1月から、恵比寿のアートカフェで即興演奏のピアノ・パーティーを月一回定期的に行ってきた。それは「うるさい」とも言われず、「里心つかれる」とも文句を言われず、前回から 所は変わったが現在まで79回を数えている。そして今、彼をクビにする者はこの世に在しない。彼は自由 。
深町純オフィシャル・ウェッブ
http://www.bekkoame.ne.jp/~cisum/
FJ’ズ オフィシャル・ウェッブ
http://fjs.fukamachi-jun.com/
Setlist: Fukamachi Jun #79 @ FJ’s, Yutenji, July 28, 2007 (Saturday)
セットリスト 深町純 ーボードパーティー第79回(第2回)
show started 19:47
01. 2007年7月28日19時47分の作品 (16:22)
02. 2007年7月28日20時19分の作品 (17.40)
03. 2007年7月28日お題拝借作品1.「え~、無理」(1.13)
04. 2007年7月28日お題拝借作品2.(2.30)
show ended 20:44
second set
show started 21:12
00. 「千の風になって」のリフ
01. 2007年7月28日21時29分の作品 (25.06)
02. 2007年7月28日21時54分の作品 (10.07)
show ended 22:05
過去の音楽比率(ライヴ全体のでの音楽の割合を表します)(単位は%)
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82
2005年12月 第一部 39.86 第二部 58.91
2006年01月 第一部 58.81 第二部 67.23
2006年02月 第一部 38.4 第二部 49.7
2006年03月 第一部 50.9 第二部 92.7
2006年04月 第一部 53.1 第二部 57.3
2006年05月 第一部 45.15 第二部 82.08
2006年06月 第一部 52.16 第二部 59.02
2006年09月 第一部 47.77 第二部 77.63
2007年01月 第一部 65.53 第二部 54.97
2007年02月 第一部 53.88 第二部 49.33
2007年04月 第一部 65.26 第二部 68.58
2007年05月 第一部 40.89 第二部 58.19
2007年06月 第一部(通し)64.78 (2時間50分)
2007年07月 第一部 66.23 第二部 66.45
(2007年7月28日土曜、祐天寺FJ’ズ=深町純ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Fukamachi, Jun
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