【フィリップ&ブレンダ、そして、タイ~で押しまくり】
ソウル。
フィリップとブレンダのライヴ。昨年9月はブレンダのライヴがここブルースアレーであったが、今回はフィリップのバンドのゲストにブレンダという形。
ファーストではインストを3曲演奏してから、おもむろにブレンダ登 。いきなり、マイケル・ジャクソン曲から。途のフィリップのーズがいい感じ。そして、驚いたのがフィリイス・ハイマンのヴァージョンの「ベッチャ・バイ・ゴーリー・ワウ」。これが、実にフィリス風になって見事。ブレンダは、どちらかというとアーシーな泥い唱が得意と思っていたが、こうした洗練されたニューヨーク風都会的なものも味わい深くえることを発見。本当にすばらしい。そして、アリシア・ーズで知られる「ハウ・カ ・・・」。オリジナルのステファニー・ミルズ・ヴァージョンときた。これもうまい。「独身の男性はいる?」 「独身の男で、仕事をしている人はいる? 電話して」 観客とのやりとりも、手馴れたもの。
そして、アレサ・フランクリンの「ドクター・フィールグッド」。これはアレサのライヴ・ヴァージョンをもとにしたという。このブルーズの雰囲気はフィリス、ステファニーとも違い、本当にブレンダのシンガーとしての多様性があるところを見せつける。まさに「レディー・ソウル・ナンバーワン」 。この迫力で、アレサをってくれれば、『ソウル・サーチン』でも大喝采を集めること間違いない。
さらにファーストの最後、よくう「ゲット・ヒア」は、オリジナルをさらにゴスペルちっくにした見事なヴァージョン。あのさっぱりした曲が、ぐっと熱く教会ぽくなる。最後のエンディング部分など最高 。
セカンドでは、翌日赤坂Bフラットでうタイ・スティーブンスがスペシャルで登 。まず、ラ ゼイ・ルイスの「サン・ゴッデス」でウォー アップし、いきなり、フィリップの「僕が世界で一番好きなアーティストの一番好きな曲をってもらいます」といってダニー・ハザウェイ作品が登 。スティーヴィー曲をはさみ、もう一曲。なんども聴いているが、タイのこの「ア・ソング・フォー・ユー」は、本当に見事としかいいようがない。もし、ダニー・ハザウェイが生きていたら、きっとこういう風にうのではないかと思う。い終えた後、フィリップが「心が痛い」と言ったがまさにそのとおり。そして、タイとブレンダのデュエットで、ダニー&バータの「ホエア・イズ・ア・ラヴ」。
ブレンダは、最後のアンコール前に「ソウル・サーチン」の告知をしてくれた。「3月26日、アレサ・フランクリンのトリビュートをします。私は大きなアフヘアのウィグをかぶって、70年代のファッションでいます。ぜひ、来て」 すると、フィリップが「4月19日、ここで、ビリー・プレストンのトリビュートをします。このオルガンを使って。ぜひ、来て!」と告知応戦。「ウィザード・オブ・オズ」から「ホー 」をった。ブレンダ、そうとう「ソウル・サーチン」に力、はいっています。うれしい。
それにしても、これほどまでに良質なR&B、ソウル・ミュージックのライヴが手軽に聴ける東京とは、ブルースアレーというライヴハウスもすごいもの 。しかし、残念ながら集客がそれほどでもなく、満員にはなっていない。内容的にはどこにも けない見事なライヴショー けに、もっと多くの人に見てもらいたいと痛切に思う。これほどソウル、ソウル、ソウルというライヴもなかなかない。
一度告知したタイ・スティーブンスの明日のライヴも、、それもソウルをじっくり聴かせるすばらしいライヴになることは請け合い 。お時間ある方は、赤坂Bフラットへどうぞ。
関連記事
◎タイ・スティーブンスの今日のライヴ告知
March 03, 2007
Ty Stephens Will Sing Day And Night In Tokyo, Next Week
http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_03_03.html
2007年3月14日(水曜)
ファーストセット 19時30分~ セカンド 21時15分~
所:赤坂・Bフラット (B Flat)
〒107-0052東京都港区赤坂6-6-4 赤坂 ビルB1
ご予約・お問い合わせ
電話03-5563-2563/ファクス03-5563-2564
(予約受付時間 15:00~23:00)
チャージ5000円+ドリンク代など
http://www.bflat.jp/home/index.html
地図→http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/4846/information-index.html
メンバー
Ty Stephens (vo)、Philip Woo (key, p)、Clifford Archer (b)、
Jay Stixx (ds)、Isamu “Sam” Umatani (g)、Yoko “Reddio” (bg vo)
guest: Yuri Kamino (vo)、
Members: (ブルースアレーでのライヴ・メンバー)
Philip Woo (Keyboards)
Jay Stixx (Drums)
Clifford Archer (Bass)
Hankoya Nishiyama (Guitar)
Brenda Vaughn (Vocal)
Ty Stephens (Vocal)
Setlist: Philp Woo & Brenda Vaughn with Ty Stephens
At Blues Alley, Meguro, March 13, 2007
[today’s singer] (original acts or act who made song famous)
show started 19:46
01. Sunshine Alley (Inst) (Stanley Turrentine)
02. Sham Time (Inst) (Eddie Harris)
03. Freedom Jazz Dance ((Inst) (Eddie Harris, Miles Davis)
04. I Can’t Help It [Brenda Vaughn] (Michael Jackson)
05. Betcha By Golly Wow [Brenda Vaughn] (Philis Hyman Version, Stylistics)
06. How Come U Don’t Call Me [Brenda Vaughn] (Stephanie Mills Version, Alicia Keys)
07. Dr. Feel Good [Brenda Vaughn] (Aretha Franklin Live Version)
08. Get Here (Oleta Adams, Brenda Russell)
show ended 20:59
Second Set
show started 21:24
01. Betty Boo (Inst) (Charles Earland)
02. Sun Goddess [Ty Stephens] (Ramsey Lewis, Earth Wind & Fire)
03. I Love You More Than You’ll Ever Know [Ty Stevens] (Donny Hathaway)
04. If You Really Love [Ty Stephens] (Stevie Wonder)
05. A Song For You [Ty Stephens] (Donny Hathaway, Leon Russell)
06. Where Is The Love [Ty Stephens & Brenda Vaughn] (Roberta Flack & Donny Hathaway)
07. I’m Going Down [Brenda Vaughn] (Rose Royce, Mary J Blige)
Enc. Soon As I Get Home [Brenda Vaughn] (Stephanie Mills)
show ended 22:40
(2007年3月13日火曜、目黒・ブルースアレー=フィリップ・ウー&ブレンダ・ヴォーン・ライヴ
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip & Vaughn, Brenda
2007-30
Wordpress Search
Archives
- 2009年4月 (13)
- 2009年3月 (31)
- 2009年2月 (30)
- 2009年1月 (31)
- 2008年12月 (31)
- 2008年11月 (30)
- 2008年10月 (31)
- 2008年9月 (30)
- 2008年8月 (32)
- 2008年7月 (32)
- 2008年6月 (30)
- 2008年5月 (31)
- 2008年4月 (30)
- 2008年3月 (31)
- 2008年2月 (32)
- 2008年1月 (31)
- 2007年12月 (33)
- 2007年11月 (31)
- 2007年10月 (32)
- 2007年9月 (32)
- 2007年8月 (32)
- 2007年7月 (31)
- 2007年6月 (30)
- 2007年5月 (31)
- 2007年4月 (30)
- 2007年3月 (32)
- 2007年2月 (30)
- 2007年1月 (32)
- 2006年12月 (33)
- 2006年11月 (31)
- 2006年10月 (31)
- 2006年9月 (30)
- 2006年8月 (31)
- 2006年7月 (32)
- 2006年6月 (26)
- 2006年5月 (31)
- 2006年4月 (30)
- 2006年3月 (31)
- 2006年2月 (28)
- 2006年1月 (32)
- 2005年12月 (31)
- 2005年11月 (31)
- 2005年10月 (15)
- 2005年9月 (30)
- 2005年8月 (31)
- 2005年7月 (31)
- 2005年6月 (32)
- 2005年5月 (32)
- 2005年4月 (31)
- 2005年3月 (31)
- 2005年2月 (30)
- 2005年1月 (35)
- 2004年12月 (31)
- 2004年11月 (30)
- 2004年10月 (31)
- 2004年9月 (31)
- 2004年8月 (33)
- 2004年7月 (32)
- 2004年6月 (33)
- 2004年5月 (33)
- 2004年4月 (30)
- 2004年3月 (36)
- 2004年2月 (32)
- 2004年1月 (32)
- 2003年12月 (34)
- 2003年11月 (30)
- 2003年10月 (32)
- 2003年9月 (30)
- 2003年8月 (32)
- 2003年7月 (34)
- 2003年6月 (30)
- 2003年5月 (34)
- 2003年4月 (34)
- 2003年3月 (35)
- 2003年2月 (31)
- 2003年1月 (32)
- 2002年12月 (31)
- 2002年11月 (17)
- 2002年10月 (23)
- 2002年9月 (7)
- 2002年8月 (3)
- 2002年7月 (4)
- 2002年6月 (4)
メタ情報