【〇△×のマルです】
ワンマン。
『ソウル・サーチン・ザ・セッション』以来、日野賢二さんのライヴなどにゲスト出演したりして、本木の名門ジャズ・クラブ『アルフィー』のママ容さんに気に入られ、そのアルフィーで初の単独ライヴを行うことになったマル。容ママは、なんと渋谷のプラグでのライヴにも足を運び、前のほうで踊っていたらしい。
ちょうど、NHKの『ソウル・ミュージック』の収録終わりで、帰り際に村上さんに「今からマルを見に行くけど、行きます?」と誘ったら、「行く行く」というので一緒に本木に出向いた。
少し が けたが、1曲目にすべりこみ。今回のバンドメンバーは、ーボード兼バンドマスターのポチこと林田君以外はお初 というが、みんなけっこういい音をしていた。バンドも全体的に黒い雰囲気を していて僕好み。ベースの坂本さんは、先日ガッツのライヴで実にグルーヴのある音を聞かせていた人でその後ソウルナッツでも会った。ちょうど僕らが座ったからは、坂本さんの顔は見えなかったが、彼の身体の動きからかなりのグルーヴを見て取れた。と、彼に言ったら、「それはよかった」(笑)。
マルのは相変わらず強力。「東京に来てワンマンライヴをやるのは初めてなんです」と告白。実は今までのはすべて対バン方式(複数のバンドがひとつの 所でイヴェント的にライヴをやるスタイル)か、誰かのライヴへのゲスト出演など ったので、「ワンマン と、時間とか気にしないで、なんでもしゃべれるから、嬉しいんですよ」と笑う。
オリータ・アダ スので知られる「ゲット・ヒア」(作者はブレンダ・ラッセルで彼女のヴァージョンもいい)のマル・ヴァージョンを初めて聴いたがなかなかよかった。
村上さん「しかし、うまいよ。ここまでえるのはなかなかいないえ」と感心した様。
そしてファーストの最後にタケオ(関口)君が登 し、マルとデュエットで「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」をったが、なんとなく後半がゴスペルちっくに盛り上がってきてこれまたよかった。ぜひまた聴きたい。ジャズ・クラブでこういうソウルっぽいが聴けるというのがまた嬉しい。初ワンマンおめでとうございます。女性なので、ワンウーマンかな。(笑)
(なお、ここでいうワンマン・ライヴは、あんまり英語っぽくありません。和製英語っぽいです。英語でa one-man show というと、一人 けでそのパフォーマンスを見せるショーをいいます。単独の一アーティスト けのライヴという英語表記はあんまり見かけません。なので、最初はher first one-man liveと英語のタイトルを書いたのですが、改めました(笑))
過去関連記事
October 14, 2006
Queen Of Japanese Neo Soul Maru’s Live: How To Compensate For Loss Of Tokyo Soul Scene
http://blog.soulsearchin.com/archives/001325.html
(前回のライヴ評、および過去記事一覧も)
マル・ウェッブ
http://www.marudiva.com/live/index.html
メンバー
maru(vo)/林田pochi裕一(k)/伊原広志(g)/坂本竜太(b)/外園雄一(d)
Setlist: maru @ Alfie, 11/25/2006
セットリスト maru
1st set
show started
01. Hiding (new)
02. Love Is All Around (Adriana Evans)
03. Loving You Was Like A Party (Marlena Shaw)
04. Get Here (Brenda Russell, Oleta Adams)
05. Walkin’
06. 守りたいから
07. You’ve Got A Friend (With Sekiguchi Takeo) (Carol King, James Taylor, Donny Hathaway)
show ended 21:16
(2006年11月25日土曜、本木アルフィー=マルmaruライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Maru
2006-219