【惑のヴォイス、アーン・ネヴィル新作はソウル・クラシック集】
クラシック。
ネヴィル・ブラザースのリードシンガー、アーン・ネヴィルの新作アルバ が出た。タイトルは『ブリング・イット・オン・ホー …ザ・ソウル・クラシック』。ボーナストラックを含めて全15曲。おおおっ、この選曲のラインアップを見る けで、失神もの 。
美しい絹のような声で、数々のソウル・クラシックがわれる。アーン・ネヴィルというシンガーの名前と曲のリストを見た けで、身の 晴らしさがわかろうというもの。 晴らしいのはわかっている。あとは、どれくらい 晴らしいのかを確認する け 。
例えば5曲目、サ ・クックのクラシック「ユー・センド・ミー」では途にエレクトリック・ピアノの華麗な響きが入る。 れかと思ってクレジットを見れば、ジョー・サンプル。他にも、現在来日のレイ・パーカー、レイとともに来日のフレディー・ワシントン、あるいは、スのトップミュージシャンたち、ニール・ラーセンなど多数の一線級がレコーディングに参 している。
ゲストも多彩 。クリス・ボッティー、メヴィス・ステイプル、シャカ・カーン、デイヴィッド・サンボーンなどなど。
カーティス・メイフィールドの2曲「イッツ・オールライト」と「ピープル・ゲット・レディー」も見事。デイヴィッド・リッツのライナーノーツによれば、アーンはカーティスを去前に見舞っている、という。
アーンの声は一瞬聴いた けでわかる。そして、どんなに有名な曲でもどれも、すぐにアーン節になる。他人の曲を自分のものにしてえてこそ、何ぼのもの。アーンの解釈力は見事というほかない。
ライナーノーツをデイヴィッド・リッツが書いている。また国内盤は2曲ボーナストラックが収録されている。
アーン・ネヴィル~ソウル・クラシックをう
Aaron Neville / Bring It On Home…The Soul Classics
1. 雨のジョージア
2. 消えゆく太陽
3. ドック・オブ・ベイ
4. スタンド・バイ・ミー
5. ユー・センド・ミー
6. リスペクト・ユアセルフ
7. 男が女を愛するとき
8. レッツ・ステイ・トゥゲザー
9. イッツ・オール・ライト
10. ピープル・ゲット・レディ
11. マイ・ガール
12. エイント・ザット・ペュリア
13. チェンジ・イズ・ゴナ・カ
14. ハイヤー・アンド・ハイヤー (ボーナストラック)
15. ブリング・イット・オン・ホー (ボーナストラック)
Sony Music Direct (2006/10/25)
ENT>MUSIC>ALBUM>Neville, Aaron