(ネタバレになります。これからライヴをご覧になる方はあなたのリスクにおいておみく さい)
課題。
いきなり舞台面にしつらえられた5台のモニターにーラーコースターの 像が し出される。マライアのナレーションがかぶさる。「人生というのは、ーラーコースターのようなもの。上がることもあれば下がることもある。私の人生もーラーコースターみたいに、上がったり下がったり、回転したり、上下さかさまになったり。私は供の ものすごくーラーコースターが怖かった。でも、大丈夫になった。ものすごく怖いところを通り過ぎると、平和なやすらぎが訪れる。でも、ーラーコースターに乗ってみなければ、その冒険の体験は得られないわ」(大意) そして1曲目「イッツ・ライク・ザット」へ突入。いい出 し 。
プモーションでの来日を含めるとなんと10回目の来日、公演でも5回目というまさに親日派マライアのライヴ・アット・ブドーカン! 埼玉アリーナが2日予定され(20日と21日)それが売り切れたためにこの道館が追 の形で発売され、初日になった。ファン層は7-3で女性のほうが多い感じ。
オンステージはーボード3人(うち1人がベースも兼任)、ドラ ス、コーラス3人、ダンサー6人、DJ、そして、マライアという総勢15人。ほとんどが事前打ち込みの音で、ーボード陣がそれを再生しているよう 。ドラ も打ち込み音に若干、リアルタイ で重ているのか。た 、ダンサー、コーラスはリアルで動きはある。マドンナにせよ、こうした見せるショウ と、もはや実際にミュージシャンが演奏していなくても、シンガーが一部で口パクであろうと、関係なく、エンタテインメントとして見る者を楽しませればいいという雰囲気かもしれない。
それにしても、マライア、体 大きくなった。(表現を変えれば「太った」) で、おもしろかったのが、5台のスクリーンに る 像が、本物よりも若干縦長に補されている点。通常のテレビ 像を横長テレビで見ると、人間の身体が横に太って見えるが、その逆で、縦に伸ばしているので、実際よりスリ に る。なるほど、これはうまい演出 。今まで見せられていた 像はみんなこの仕掛けがあったのかな。(笑)
全体的に見ると、2回あるDJタイ (下記セットリストで5と13の後=それぞれ6分程度)が不要。また、マライアと「アイル・ビー・ゼア」をデュエットし、マライアが強力に売り出しに力をいれている男性シンガー、トレイ・レンツがデュオの後2曲うの が、これも不要といえば不要。ルーサー・ヴァンドスの「ネヴァー・トゥ・マッチ」をうの が、残念ながら今ひとつ。もちろん、マライアの着替えのために若干のブレイクタイ が必要なのはわかるが、この3箇所はもっと縮したいところ。
衣装チェンジは4回。本編最後に「ウイ・ビング・トゥゲザー」をった後、「日本のファン けに特別にこれをいます」といって、大ヒット「恋人たちのクリスマス」をった。天井から雪が降り注ぎ、これがこの日一番受けた。マライア・ファンは「終わりよければすべてよし」という感じで大いに満足かもしれない。蛇足 が、この曲 けはバンド・メンバーがメンバー けの演奏でリアルに演奏していたよう 。
まあ、マライアが最終公演で出す力を10とすれば、今日はせいぜい6くらいの力で流したショウといったところ。日本のファンには、新作からの曲より、昔からのヒット曲をひたすらい倒すほうがもっと受ける。選曲も「クリスマス」 けでなく、広く日本向けの選曲にしたほうがいい ろう。比較するのはあまりよくないが、先日のマドンナのスケールと比べると若干寂しい。マドンナよりマライアのほうが、ャッチーな曲が多い けに残念 。課題は残る。ーラーコースターのように、もっと激しく刺激を与えて欲しい。
来日履
初来日 1993年10月 プモーションで初来日
2回目 1996年3月 初来日公演
3回目 1998年1月 2度目の来日公演
4回目 1999年11月 プモーション来日
5回目 2000年3月 来日公演(3度目)
6回目 2002年11月 プモーション来日
7回目 2003年6月~7月来日公演 (4度目)
8回目 2004年11月 プモーション来日
9回目 2005年3月 プモーション来日
10回目 2006年10月 来日公演 (5度目)
過去関連記事
2003/07/09 (Wed)
Mariah Carey Live At Budokan
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030709.html
April 01, 2005
Mariah Carey Sung Two Songs At Roppongi Hills
http://blog.soulsearchin.com/archives/2005_04_01.html
ユニバーサルインターナショナル (2006/01/18)
ソニーミュージックエンタテインメント (2001/12/12)
売り上げランング: 6,293
Setlist (10/16/2006)
show started 19:22
00. Rollercoaster Video
01. It’s Like That (“The Emancipation Of Mimi”)
02. Heartbreaker
03. Dreamlover (including sampling of “Juicy Fruit” by Mtume)
04. My All
05. Shake It Off (“The Emancipation Of Mimi”)
–. DJ Play [Dress change #1]
06. Stay The Night (“The Emancipation Of Mimi”)
07. I’ll Be There (With Torey Lorenz)
08. Never Too Much (Torey Lorenz only) (Luther Vandross)
09. My Everything (Torey Lorenz only) [Dress change #2]
10. Fantasy
11. Don’t Forget About Us (“The Emancipation Of Mimi”)
12. Always Be My Baby
13. Honey
–. DJ Play [Dress change #3]
14. I Wish You Knew
15. Hero
16. We Belong Together (“The Emancipation Of Mimi”)
17. Butterfly Reprise
–. [Dress change #4]
Enc. All I Want For Christmas Is You
show ended 20.55
(2006年10月16日月曜、日本道館=マライア・ャリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Carey, Mariah
2006-191