Dionne Is Whitney Houston's Cousin

【ディオンヌはホイットニー・ヒューストンのいとこ】
従兄弟(いとこ)。
ホイットニー・ヒューストンのアルバ が再発されるので、昔書いたライナーノーツの書き直しを依 された。ホイットニーは、3作目の『アイ ・ユア・ベイビー・トゥナイト』(90年)から『ボディガード』(92年)、『ため息つかせて』(95年)、『天使の贈りもの』(96年)と4枚書いたの が、今回は3作目と『天使・・・』の2作。
3作目は90年10月のリリース、『天使・・・』は96年11月。初めて書いてから16年も経てば、取り巻く環境もずいぶんと変わる。ホイットニーは、92年6月にボビー・ブラウンと結婚、翌93年3月4日に一人娘ボビー・クリスティーナを生む。そのクリスティーナもはや13­。そして、先月(2006年9月)、ホイットニーはボビーに対して離婚申請を行った、というニュースが伝わった。
ボビーと結婚してからのホイットニーは、ちょっとつきもない感じ ったが、ひょっとしてこれですっきり別れたら、­ャリアも上向きになるかもしれない。
今回いろいろ調べていてわかったこと が、ホイットニーは2001年8月に現在のレコード会社と約1億ドル(約120億円)でアルバ 6枚の契約を結んでいた。その後、2枚アルバ が出ているので、すくなくともあと4枚は出る。クライヴ・デイヴィスによると、現在数曲レコーディングが終わっていて、このままいけば来年の早めにはホイットニーの新作リリースとなる可能性もある。ボビーと別れたホイットニーにとっては間違いなくターニング・ポイントの一作となり、ひょっとすると奇蹟の復活アルバ になるかもしれない。
ところで、ホイットニーとディオンヌの関係 が、しばしば「おばさん」と紹介される。僕も、初期に何度かそう書いたような記憶があるが、­確には「従兄弟(いとこ)」になる。ホイットニーの母親シシー・ヒューストンの姉リリー・ドリンカードの娘がディオンヌ・ワーウィック から 。シシーは8人兄弟の末っ­で1933年生まれ。よって10­以上年上の姉の­供がディオンヌ(1940年生まれ)なの ろう。シシーから見ればディオンヌは姪(めい)、ディオンヌから見てシシーが叔母(おば)。
た 、アメリカでは年が離れた女性の親戚を単に「アウント=おばさん」という形容詞をつけて呼ぶ。­供のホイットニー(1963年生まれ)からすれば、23­も年上のディオンヌは「いとこ」というよりも、「おばさん」という雰囲気なの ろう。
日本ではもっと厳 に、父母の姉には「伯母」、妹には「叔母」の­をあてる。一方、父母の兄には「伯父」、弟には「叔父」の­を用いる。いつも、どっちかわからなくなるので、平仮名で書いたりしてますが・・・。(笑) もちろん、アメリカではそのような文­表記、言い方の区別はない。
ホイットニーの全米ナンバーワン「オール・ザ・マン・ザット・アイ・ニード」はやはり何度聴いてもいい曲 。また、『天使の贈りもの』はホイットニーのゴスペル・アルバ という意味でも、改めて聴いてもやはりいい作品 。
アイ ・ユア・ベイビー・トゥナイト\
アイ ・ユア・ベイビー・トゥナイト
天使の贈りもの(サントラ)
天使の贈りもの(サントラ)
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