(少しネタばれになります。これからライヴをご覧になる方は充分ご注意く さい)
【代々木競技 のステージの心で『あなたたちは、僕のソウル 』と叫ぶ】
三拍。
本編が終わり、アンコールの2曲目で、久保田は「オー・ホワット・ア・ナイト」をった。ここで、彼は代々木競技 の観客を3パートに分け、違ったダンスを教え踊らせた。この日は、ナインティーナインの岡村が客から呼び出され、観客同様にその踊りを習いステージで披露。
ステージを面に見て左側(南側)1階2階には、「ファンー・バード」を、逆サイド(北側)1階2階には、「ファンー・スネーク」、そして、央アリーナには、「ファンー・ジェリーフィッシュ(くらげ)」を踊らせる。それぞれダンサーのワーナー、マサコ、そして、久保田本人が 番に教える。そして、その教えた通りに、みんなが身体を動かす。僕はちょうど南にいたので、面北側の観客が全員で腕を蛇のようにくくさせるのを見て、驚かされた。気持ち悪いくらい、みんなくくしていて、最高 った。そして、アリーナ全員もくらげをやった。これ け多くの、おそらく1万人を超える人たちに、同時に踊りを教えるダンスの先生は、彼らをおいてほかにいない ろう。この観客を取り込み、会 全体をひとつにする久保田は圧巻 。
約2時間半のライヴを終えるとき、彼はそのグルーヴを見て叫ん 。「ファンー・ピープル! アイ・ラヴ・ユー! ユー・アー・マイ・ソウル!」 アーティストにとって、自ら演奏しっていたものがソウル・ミュージックという けでなく、観客そのものがソウルになった瞬間 った。
DJがかなり盛り上げ、ライヴが始まる。今回のツアー・タイトルは「ウイ・フォー・リアル」。「我々、本物」。2時間以上のライヴを片時も飽きさせず、しかも、一貫したグルーヴを保ち、リアル・ミュージシャンとリアル・シンガーによるリアル・ミュージックを見せた。「ダンス・イフ・ユー・ウォント・イット」から、スーの「君のそばに」へ続けるところなど、まさに「ソウル・ショウ」の原型 。
ていいにう久保田のは、圧倒的にうまい。そしてそれをサポートするバンドが、どんなにスーの曲でも完璧なグルーヴを生み出す。1曲1曲を聴かせることもあるが、それ以上に曲の組合せによる流れ(flow)の作り方がものすごくうまいと感じた。がうまく、バックがよく、そして構成もしっかりしている。というわけで、三拍そろったコンサートということになる。
個人的に感心したのは、アメリカのテレビ番組『ソウル・トレイン』に彼が出演した時にったという「ブレイング・スルー」ともう1曲スーの「シャドウズ・オブ・ユア・ラヴ」。後者は、メーでエーでソウルフル。こんな曲を日本人シンガーがえるとは思わなかったので大変驚いた。
ドラ ス、ーボード2、ベース、ギター、DJ、コーラス3、ダンサー2という布陣。鉄壁 。
僕は彼のライヴを10年以上前に見た記憶があるの が、今日のこのライヴを見て、次回ツアーもぜひ見たいと思った。
(詳細なセットリストは、ツアー終了の明日以降に紹介する予定です)
(2006年7月29日土曜、国立代々木競技 =久保田利伸ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Kubota, Toshinobu
2006-148
Wordpress Search
Archives
- 2009年4月 (13)
- 2009年3月 (31)
- 2009年2月 (30)
- 2009年1月 (31)
- 2008年12月 (31)
- 2008年11月 (30)
- 2008年10月 (31)
- 2008年9月 (30)
- 2008年8月 (32)
- 2008年7月 (32)
- 2008年6月 (30)
- 2008年5月 (31)
- 2008年4月 (30)
- 2008年3月 (31)
- 2008年2月 (32)
- 2008年1月 (31)
- 2007年12月 (33)
- 2007年11月 (31)
- 2007年10月 (32)
- 2007年9月 (32)
- 2007年8月 (32)
- 2007年7月 (31)
- 2007年6月 (30)
- 2007年5月 (31)
- 2007年4月 (30)
- 2007年3月 (32)
- 2007年2月 (30)
- 2007年1月 (32)
- 2006年12月 (33)
- 2006年11月 (31)
- 2006年10月 (31)
- 2006年9月 (30)
- 2006年8月 (31)
- 2006年7月 (32)
- 2006年6月 (26)
- 2006年5月 (31)
- 2006年4月 (30)
- 2006年3月 (31)
- 2006年2月 (28)
- 2006年1月 (32)
- 2005年12月 (31)
- 2005年11月 (31)
- 2005年10月 (15)
- 2005年9月 (30)
- 2005年8月 (31)
- 2005年7月 (31)
- 2005年6月 (32)
- 2005年5月 (32)
- 2005年4月 (31)
- 2005年3月 (31)
- 2005年2月 (30)
- 2005年1月 (35)
- 2004年12月 (31)
- 2004年11月 (30)
- 2004年10月 (31)
- 2004年9月 (31)
- 2004年8月 (33)
- 2004年7月 (32)
- 2004年6月 (33)
- 2004年5月 (33)
- 2004年4月 (30)
- 2004年3月 (36)
- 2004年2月 (32)
- 2004年1月 (32)
- 2003年12月 (34)
- 2003年11月 (30)
- 2003年10月 (32)
- 2003年9月 (30)
- 2003年8月 (32)
- 2003年7月 (34)
- 2003年6月 (30)
- 2003年5月 (34)
- 2003年4月 (34)
- 2003年3月 (35)
- 2003年2月 (31)
- 2003年1月 (32)
- 2002年12月 (31)
- 2002年11月 (17)
- 2002年10月 (23)
- 2002年9月 (7)
- 2002年8月 (3)
- 2002年7月 (4)
- 2002年6月 (4)
メタ情報