American Idol Season 5 Winner Is…

(ネタばれになります。日本での放送は5月31日ですので、それをご覧になりたい方はご注意ください)

【ウイン・ウイン(勝者・勝者)の結果か】
勝者。
なるほど、そうだったか。それにしても、アメリカ国内でのこの「アメリカン・アイドル」人気は大変なもののようだ。CNNまでがニュースで優勝者を報じるというのだから、フォックス・テレビも大変な人気番組を作り出したものだ。このアメリカ中の大騒ぎぶりは、いろいろな情報から伝わってくる。
23日に2人がそれぞれ3曲ずつ歌い、それが歌い終わった時点から全米の視聴者の電話投票が始まり、翌24日に2時間の特別番組で勝者が発表された。
この2時間の番組には、3ヶ月前にスタートした時点の12人の出場者が全員顔を揃え花を添えた。また、ゲストシンガーとして、トニ・ブラクストン、さらにプリンスまで登場。トニは、今回のファイナル2人のひとり、テイラー・ヒックスとデュエットしてみせた。
白髪・若白髪のテイラー・ヒックス(29歳)と、美貌でいかにも「アメリカン・アイドル」らしいキャサリーン・マクフィー(21歳)の一騎打ち。この日の2曲のパフォーマンスをみた限りでは、僕はテイラーに一票だが・・・。
思い切りひっぱって、ついに発表。勝者は~~~。アラバマ出身のテイラー・ヒックス!! アメリカン・アイドル2代目のルーベン・スタッダードもアラバマ出身だ。予想、あたりました。(笑) これはなんとなくの感想なのだが、キャサリーンはここでアイドルにならなくても、デビューすれば、どう転んでもスター間違いなし。テイラーは、第5代アメリカンアイドルというキャッチがあれば、これまた売れる。ということで、両方がおいしいまさに「ウイン・ウイン(勝者・勝者)」の結果なのではないだろうか。
アメリカでは、というより、この番組を見ていると、誰もが3人のジャッジ(審査員)のように、あ~だこ~だ、言いたくなるから面白い。きっと、テレビの前のあなたは、みな、4人目のジャッジになっている。だからこそ、これほどまでの全米を揺るがす人気になったのだろう。
ところで、「アイドル」という言葉だが、日本で捉えられているニュアンスとかなり違うようなので、前にも書いたが少し解説しておこう。日本で「アイドル」というと10代の女性タレントのことを指すが、アメリカでは「アイドル」とは、その人にとっての「ヒーロー」「あこがれの人」「尊敬する人」というニュアンスが強い。よって、年齢的制限もなければ、容姿も関係ない。この番組の「アメリカン・アイドル」の場合、アメリカのヒーローという言葉のほうが日本人にはわかりやすいかもしれない。
アメリカン・アイドルのホームページで、いくつかの映像が見られる。また、この模様は日本では5月31日(水曜)午後9時からフォックステレビで3時間にわたって放送される。また、今日のCNNの「ラリー・キング・ライヴ」でもテイラーが登場するという。これは、日本時間では26日午前10時からの放送分になると思われる。
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