【レオン・ラッセル・ライヴ・バンド・ヴァージョン】
バンド。
生きるロック界の伝説、レオン・ラッセルが久々の来日。東急文化村オーチャードには、往年のロックファンらしき人たちが集結した。しばらく前のアル・クーパーの観客と似ている。ラッセルは、月曜日にアコースティック・ヴァージョンのライヴを行う予定だったが、結局エレクトリックになったという。よって、2回(月曜と木曜)ともエレクトリック・バンドのライヴ。
それにしても、レオンはしっかりした声で、次々と作品を歌っていく。なんと言っても、よく声がでていて、エネルギッシュにアップテンポの曲を歌っていく様が力強い。
彼は南部出身ではないが、やはりアメリカ南部のルーツ・ミュージックをしっかり根底で押さえている感じがする。リアル・ミューシャンのリアル・ミュージックだ。
そして彼の歌声を聴いていて、ここにも改めてレイ・チャールズのヴォーカルの影響を感じた。と思ったら、なんと、レイの曲「ナイト・タイム」や「ジョージア・オン・マイ・マインド」をやった。「ジョージア・・・」に限って言えば、この一週間でジョー・サンプル、シーラ・レイ・チャールズ、そして、レオン・ラッセルと3つのヴァージョンを聴いたことになる。レイ以外でも、ドクター・ジョンなどの影響も感じられた。
セットリストは事前にもらっていたのだが、どうにもわからない曲が多かった。また、1曲1曲が短く、ほとんどおしゃべりもないのがひじょうに印象的だった。メドレー形式でやることもあるので、1曲が短いということもある。下記セットリストで 「~」をつけたのは、次の曲とメドレーでやったもの。
(守島さんの書き込みを参考に、セットリストを少し補完しました。ありがとうございます。// で示してあるのは、曲がメドレーではなく、きっちり一度終ったという意味です。~はメドレーでつながっていた、という感じです)
Setlist (Imcomplete) (~denotes medley to next song)
show started 19:06
01. Delta Lady
02. Rolling In My Sweet Baby’s Arms~
03. Stranger In A Strange Land
04. (Night Time Is) The Right Time (Ray Charles)
05. Kansas City Woman
06. ??It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry??
07. So Hard To Say Goodbye
08. 16 Tons
09. ?? //
10. ?? //
11. Let The Good Times Roll~
12. ?? Dixie Lullaby?? //
13. ?? //
14. Back To The Island
15. Wild Horses
16. A Hard Rain’s A Gonna Fall
17. Hummingbird
18. Daddy Sang Bass (Will The Circle Be Unbroken)
19. Georgia On My Mind
20. Prince Of Peace ~
21. Out In The Woods
22. Mad Woman Song (Tina Rose solo)
23. Lucky Ol’ Sun~
24. A Song For You~
25. Jumpin’ Jack Flash~
26. Papa Was A Rolling Stone~
27. Paint It Black~
28. Kansas City Woman (Reprise)
Enc. Great Balls Of Fire
show ended 20:35
(2005年11月24日木曜、渋谷・東急文化村オーチャード・ホール=レオン・ラッセル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Russell, Leon