The Soul Searcher Goes To Vote

【ソウル・サーチャー投票に行く】

投票。

日曜午後、投票に行こうと思ったら、ものすごい豪雨。バケツをひっくりかえしたような雨脚にさすがになえてしまい、とりあえず、『ソウルブレンズ』へ。番組では、シン・スンフンさんをご紹介し、6時過ぎに解散。

次の予定が7時すぎに目黒食堂だったので、その前に、投票所へ行くことにする。本当は、昨日までに不在者投票をしておこうと思ったのだが、昨日、なんとなくいきそびれていた。

さて、会場の第二日野小学校に近づくと、このエリアは普段の日曜には人などほとんど歩いていないのにやけに人が多い。会場は、現在この小学校を改築中のため、仮校舎になっていてちょっとプレハブ風。入口から、はいっていくと、まず郵送でおくられてきた投票券を出す。受付の女の子が住民台帳のようなものを、僕に見えないようにそっと確認する。券にチェックして「そちらにどうぞ」といわれて、次に進むと小選挙区用の投票用紙を渡された。

小さな机の横には仕切りがあって、鉛筆が置いてある。壁に候補者の名前が3人書いてある。そこでひとりの名前を書いて、投票箱にいれる。その投票するところをちょっと離れた椅子に座っている3-4人の人が監視している。

それを投票箱にいれると、もうひとつ別の机があって、こんどは比例区の投票用紙と裁判官の信任の用紙を渡される。このとき、僕が家から持っていった投票券は回収された。比例区は党の名前を書く。やはり、机のところに各党の名前が書いてある。党の名前を書いて、信任のほうは、よくわからないので、何も書かずに投票箱にいれた。ところで、なんで一度に3枚の投票用紙を渡さないのだろうか。たしかに3枚もあると、混乱するからかな。比例の用紙に、小選挙区の候補の名前を書いたりするからか。まあ、そういうことなのだろう。

出口のほうに進むと、監視している人から「ありがとうございます」と言われた。う~む。「おつかれさま~」ならわかるが、「ありがとうございます」っていうのは、どうなんだろう。(笑) まあ、貴重なお時間をさいていただいて、投票にきていただいてありがとうございます、ってことだろうか。もちろん、何も言われないより気持ちいい。

以上、ものの5分もかからなかった。もっとじっくり、ゆっくりエンジョイしてくればよかったかなあ。ソウルを探しに投票所に行ってみたが、さすがにひとかけらのソウルはなかった。ただ、一番感じたことは、小泉首相のキャッチフレーズのうまさだ。今回の選挙はそれに尽きる。<br>

ESSAY

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