New Ponta Box Live

【ストレート・トーク炸裂】

自己主張。

一言で言えば、ポンタ氏は、ひじょうに自己主張の強いミュージシャンだなあ、ということ。一部がニュー・ポンタ・ボックス。二部がそこにいろいろなゲストを迎えてのライヴ。第一部で、ハービー・ハンコックの作品を何曲かやっていて、東京ジャズでハンコックのすごさを感じたが、ここでも改めてハンコックのすごさを感じた。太平洋を越えた日本のミュージシャンがこうやってリスペクトしてカヴァーするんだから。

二部はまずサックスの小林香織。そして、ヴォーカルのティナ。インストの中にヴォーカルが入ると、圧倒的。エスター・フィリップスの影響大とも言えるヴォーカルは、それまでの演奏曲をすべて前座にしてしまうほどだ。ティナがこういう英語曲を歌うのは初めて聞いた。エスターの持ち歌でもある最初の「ホワット・ア・ディッファレント・ア・デイ・メイクス」がよかった。やはり、ヴォーカルは強い。

しかし、おもしろいと思ったのは、ポンタ氏の毒舌トーク。「ハービーの曲は聴いてるとものすごく気持ちいいんだが、実際にやると、ウザイ。譜面なんて真っ黒だ。何でこんなむずかしい曲、俺たちやるんだろ。TKYなんてのと全然違うな。(笑) トクなんて、世界で一番軟弱なやつだ。でも、お友達で~す。日野賢二なんて、5歳の時から知ってる。親父(日野皓正 )はたいしたことないんだけどね、賢二はいい」 はっきり言ってとまりません。ストレート・トーク炸裂です。

Setlist

1st Set

1. Overjoyed
2. Footprints
3. Seven Steps
4. Butterfly
5. Sly
6. Jaggler
7. Actual Proof
show ended 20:40

Second Set

show started 21:14
1. Solar (with Kobayashi Kaori)
2. Tell Me A Bedtime Story (with Kobayashi Kaori)
3. Sunset Ocean (with Kobayashi Kaori)
4. What A Difference A Day Makes (with Tina)
5. That’s Enough For Me (with Tina)
6. Come On A My House (with Tina)
7. Bohemian Rhapsody (with Tina)
8. I Want You Back (with Tina)
Enc. Smoky (with Tina, Kobayashi Kaori)
Enc. Still Got The Blues

show ended 22.30

■メンバー

村上“ポンタ”秀一(ドラムス)
柴田敏弥(ピアノ)
石村順(ベース)

(ゲスト)
ティナ(ヴォーカル) 
小林香織(サックス)

(2005年8月26日金曜、ニュー・ポンタ・ボックス=目黒ブルースアレー)

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