Nile Rodgers & Chic: DVD

【シック・ライヴDVD】

モントルー。

日本にもナイル・ロジャース名義で来日しているナイル・ロジャースとシックが2004年7月モントルー・ジャズ・フェスティヴァルで行ったライヴの模様がDVD化され日本でも発売された。

オリジナルのベース奏者、バーナード・エドワーズ(96年死去)に代わっては、ジェリー・バーンズ、ドラムスは、トニー・トンプソン(2004年死去)に代わってオマー・ハキムが担当している。コーラスは、シルヴァー・シャープ、ジェシカ・ワグナー。いずれも来日したことがあるメンバーたち。

演奏曲は、だいたい日本で行ったライヴと同じ。「シック・チアー」における長尺のメンバー紹介は、ちょっと長いが圧巻だ。

シックは70年代後期に「ル・フリーク」「グッドタイムス」などのディスコ大ヒットで一世を風靡した。シックは、基本的にはギターのナイル・ロジャースとベースのバーナード・エドワーズのグループ。ドラムのトニー・トンプソンも主要メンバー。ナイルとバーナードは、20代からの親友同士。彼らはシックとしての作品が大ヒットしだすと、プロデューサーとしても数多くの作品をてがけた。ナイルのはぎれのいいカッティングのギターと、バーナードののりのいいグルーヴ感あふれるベース、そして、トニーのシャープなドラムスが作り出すユニークなダンス・サウンドが魅力だった。

しかし、オリジナル・メンバーのバーナードが96年4月、来日公演を終えた後東京で急死。グループは活動を休止した。その後、ナイルは心機一転メンバーを集め、シックを復活。ナイル・ロジャース&シックとして4度来日している。(ブルーノートに2回、マウントフジ=2003年8月、一般公演レッツグルーヴ=2004年5月) 2004年5月は、ディスコ系グループ3組のライヴの一組として来日。ここに収められたDVDのライヴとほぼ同じ。ちょうど、来日の2ヵ月後に行われたライヴだ。

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2003年4月シック来日時のブルーノートのウエッブ
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