【アシャンティ・ライヴ】
キャッチー。
2003年10月以来のアシャンティのライヴ。今回東京はゼップ2日、恵比寿ガーデンホール1日の計3日もある。確かに前回、国際フォーラムAを2日なので、同じ動員ができるなら、キャパ的に問題ないのだが。MTVアワードでの来日の、いわばおまけのような形なのか、あまり告知も行き届いていなかったように思える。実際、ゼップ初日は、客席前半分をスタンディング、後ろに座席を置き、後ろはほとんどがら空きだった。新譜があるわけでもなく、タイミングもいいわけでもなかったので、恵比寿1日でもよかったかもしれない。
ドラムス、ギター、キーボード3台、DJ、コーラス3人、ダンサー4人にアシャンティというオン・ステージ。ダンサーがなかなかいい。コーラス3人のうち1人は日本在住、あのGTSのメロディー・セクストン。今回もバンドも現地調達なのだろうか。
やはり気になるのはどこまで本当に歌っているか。口パクなのかということ。ただ声が出ているときの声は、意外と伸びがあっていい感じ。彼女の声は意外とキンキンしていて、キャッチーだ。CDではソフトな感じだが、ライヴではごつい感じがして、これはこれでいい。アシャンティもダンスがそこそこできるので、バックダンサー4人を従えてのダンス・シーンは、ジャネット・ジャクソンあたりを彷彿とさせ、悪くない。
「タッチ・マイ・ボディー」では客席から男性をステージにあげ、5人で回りを囲うというひじょうにセンシュアルな演出でいい感じ。また、テンポよく次々と曲を歌っていくところはリズム感があっていい。
そうそう、客席に客がいない時には、客席を照らすライティングはやめたほうがいい。できるだけ、客席は暗くしておいたほうがいい。まず、ステージのアーティストがやる気をなくすからだ。それに、後ろからあるいは2階から見ている観客も、一挙に興ざめする。
曲でいうと、「レイン・オン・ミー」、「ロック・ウィズ・ユー」、「フーリッシュ」あたりが印象に残った。
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アシャンティ前回のライヴ評
2003/10/27 (Mon)
Ashanti’s Performance: Live or Mime?
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200310/diary20031027.html
Setlist 2005.05.31 @ Zepp Tokyo
show started 20:16
01. Concrete Rose Intro
02. Rock Wit U
03. Happy
04. Always On Time
05. What’s Luv
06. Down 4 U
07. Memerize
08. Turn It Up
09. Rescue Me (1 verse)
10. Touch My Body
11. U
12. [DJ & Dancers]
13. Rain On Me
14. Carry On
15. Baby
16. Don’t Let Them
17. Foolish
18. Wonderful
19. [Band Instrumental]
20. Only U
show ended 21:27
(2005年5月31日火曜、お台場・ゼップ東京=アシャンティー・ライヴ)
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