訃報。
先日(3月31日・木曜)、尾臺さんのラジオ番組『ソウル・ミュージック』を聴いていたらジミー・ルイスが昨年9月に亡くなっていたというリスナーのお便りが紹介されていた。これは知らなかった。この日記でも記事を書いていない。ジミー・ルイスは訃報記事を書いておかないとと思い、さっそく調べてみたら、昨年の9月11日に亡くなっていた。
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R&Bシンガー、ジミー・ルイス66歳で死去
R&Bシンガーで、ソングライターでもあるジミー・ルイスが2004年9月11日にロスアンジェルスで癌のために亡くなっていたことがわかった。66歳。ジミー・ルイスは1937年11月19日、ミズーリ州イッタ・ベナ生まれ。1950年代からR&Bのミュージシャン、シンガー、ソングライターとして活躍。レイ・チャールズ、ボビー・ウーマック、テッド・テイラー、Z.Z.ヒル(ズィー・ズィー・ヒル)らに作品を提供したり、ともに歌ったりしてきた。
また、レイ・チャールズ、ラティモア、ペギー・スコット・アダムスなどもプロデュース。さらに自身もシンガーとしてアルバムを出している。特にレイ・チャールズとは「イフ・イット・ワズント・フォー・バッド・ラック」をデュエット。さらに69年のチャールズのアルバム『ドゥイング・ヒズ・シング』を全面的にプロデュースもした。チャールズが持つタンジェリン・レコードでも仕事をしていた。
その後、南部のソウル・レーベル、マラコ・レコード所属のZ.Z.ヒルなどをてがけたり、同レーベルのラティモアをプロデュースしていた。ジミー・ルイスとしては1974年のアルバム『トータリー・インヴォルヴド』がひじょうに内容の濃い作品で、サザン・ソウルのジャンルの中でも名盤とされる。ところがおもしろいことに、ルイスはしばしばサザン・ソウルのシンガーあるいはソングライターとして語られるが、彼はずっとロスアンジェルスに住んでいた。
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Jimmy Lewis (James E. Lewis) – Died 9-11-2004 in Los Angeles, CA, U.S. – Cancer ( Soul ) Born 11-19-1937 in Itta Bena, MS, U.S. – Singer and songwriter – Worked with Ray Charles (“If It Wasn’t For Bad Luck”) – He wrote songs for Bobby Womack, Ted Taylor, and Z.Z. Hill – He produced Latimore and Peggy Scot-Adams (“Bill”) – Owned Miss Butch Records.
ENT>OBITUARY>Lewis, Jimmy/2004.Sep.11