His Mail Address Got Soul:

メアド。

わが心のジョージア―レイ・チャールズ物語文化放送の『四谷二丁目・宣伝部』という番組にゲストで出演して、レイ・チャールズの話をしてきた。放送は3月12日(土曜)深夜2時半。一緒に出演してくださったのは、ビクターの洋楽宣伝部の渡辺さんと、クドウズというロックバンドのメンバーでもある宮腰理(みやこし・おさむ)さん。

クドウズの宮腰さんは、映画『RAY/レイ』の前夜祭で、2曲歌ってくれていたので、面識があった。レイ・チャールズとか、サム・クックが大好きだということで、僕が訳したレイの自伝本『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』をすでに読んでくれていた。

そういう古いソウルとかR&Bとかが好きということなのだが、生まれ年をきいてびっくり。なんと1983年生まれだという。まだ22歳。みんなに音楽の趣味が渋いね、と言われるそうだ。そりゃあ、そうだ。83年って、マイケル・ジャクソンの『スリラー』が大ヒットして、彼が初めてムーンウォークを世界に向けてやりだしたころ。

ふだんはクドウズとして活動しているが、ひとりのギターの弾き語りなどで、レイ・チャールズを歌ったりすることもある。彼自身、曲を書いたりするが、例えば、自分の昔の彼女のために書いた曲を今歌うと、今の彼女にものすごく嫌がれる、そうだ。そういう点でレイ・チャールズの実生活に根付いた曲作りはうらやましく思うという。

なにしろ、レイ・チャールズは、愛人と別れるときに「ヒット・ザ・ロード・ジャック」、愛人そのものの「メリー・アン」と歌うわけだ。この「メリー・アン」を奥さんの前でも歌ってしまうんだから、大した度胸である。

番組では、例によって、レイ・チャールズの話をもりあがってやってしまったが、かなり編集されるだろう。中身は20分くらいだと思うが、40分以上3人でレイ・チャールズ談義してしまった。

宮腰さんと番組が終ってメアドの交換をしたのだが、そのメアドを見て、が~~ん。「オー・サム・クック@~」というものだった。おさむ、とサム・クックをくっつけてるのね。いやあ、メアドにソウルありだね。(笑)

四谷2二丁目・宣伝部ウェッブ
http://www.joqr.co.jp/senden/index.html

(この模様は3月12日土曜・深夜2時半から30分・文化放送・AM・1134Khzで放送されます。)

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