紹介。
レイ・チャールズの自伝『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』(デイヴィッド・リッツ、レイ・チャールズ著=戎光祥出版 )はおかげさまで好評をいただいている。僕もあちこちでいろいろしゃべったりして、本の内容をご紹介しているが、先日収録したゴスペラーズのおなじみ『フィールン・ソウル』の次回放送分(2月26日土曜)では、黒沢さんと安岡さんに素晴らしい紹介をしていただいた。
一足先に、お二人には本をお渡ししていたのだが、収録の時までに読まれていて、実際に本を読んだ内容について、おもしろかったところなどが語られた。黒沢さんも安岡さんも(もちろん他のメンバーも)、本をかなり読む。黒沢さんはかなり速いらしい。彼は漫画も読むが、漫画だと速く読み終わってしまいものたりなくなることもあるという。その点、この『わが心のジョージア』は読み応えがあったそうだ。
ゲストがシンガー、アーティストの場合、CDを聞くのは比較的簡単だが、本はかなり本腰をいれないと読めない。黒沢さんは3日程度で読みきったそうだ。安岡さんはまだ読破まで行っていなかったが、レイ・チャールズのいろいろな話で盛り上がった。やはり、それぞれがシンガーという立場から、ミュージシャン・レイ・チャールズの生きかた、ミュージシャンとしての哲学などに心を打たれたようだ。特に、黒沢さんも昨年デイヴィッド・リッツが書き下ろした「ブラザー・レイ最後の日々」の部分には感動したという。
曲も2曲かかり、ひじょうにレイ・チャールズの本紹介としては、サイコー・サイコーになりました。ありがとうございます。これで、またさらに話題になると嬉しい限りです。
(この模様は2005年2月26日・土曜夜10時から東京FM系『フィールン・ソウル』で放送されます)