クライマックス。
クライとマックスを合わせて、クライマックスですか。うまいこと考えました。ソニーの大人気コンピシリーズ「マックス」に新企画登場。泣ける曲ばかりを集めたコンピレーション、『クライ・マックス』を紹介しに、『ソウルブレンズ』にカニリカ先生がやってきた。
なんと、レコード会社の担当者G氏が今年サイモン&ガーファンクルのライヴを見に行った時に、不覚にも泣いてしまったことから、そうした泣ける曲を集めたコンピを作ろうと思い立ってできたのがこの作品だという。
そのサイモン&ガーファンクルの曲というのが「明日に架ける橋」で、そういうわけで、この作品はコンピの1曲目に収録されている。今日はこれのオンエアもありえたが、さすがに『ソウルブレンズ』的ではないということで、少し黒目のクライマックスの「アイ・ミス・ユー」になった。もう一曲は、ポール・ヤングの「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」。もともとホール&オーツの作品としても知られている作品。
それにしても、本当に昨今、コンピレーションが多い。来週「山野ミュージックジャム」のコーナーでも年間ベストセラーを紹介するが、そこにも山のようにコンピレーションアルバムがランクインしている。今年も、依然コンピの強い年だったということになりそうだ。
昨日の『ソウルブレンズ』の最後の曲、つまり、今年最後の曲はレイ・チャールズの「わが心のジョージア」をオッシーが選んだ。今日(27日)が、この曲の作者ホーギー・カーマイケルの命日ということでの選曲。そして、来年のレイ・チャールズ・ブームへつながる一曲ということでエンディングにはふさわしいということになった。たしかに、年が明ければ、映画公開、グラミー、アカデミーとレイ・チャールズの話題はかなりたくさんでてくると思う。はやいところ、自伝の校正を終らせなければならない。ふ~。