Chaka Kahn: Classikhan

クラシック。

あのシャカ・カーンがジャズに挑戦。ということであのシャカ・カーンが超久しぶりのニューアルバムをリリースします。正確には98年の『カム・トゥ・マイ・ハウス』以来6年ぶり。新作タイトルは、『クラシカーン』。クラシックとカーンをミックスした言葉ですね。

シャカのジャズは、もう随分前からいい感じになっていて、ブルーノートなどでもそのあたりを聞かせたりしています。僕が彼女のジャズを意識したのは、82年のライヴアルバム『ライヴ・ストンピン・アット・ザ・サヴォイ』でしょうか。ここに「ドント・ゴー・トゥ・ストレンジャー」が入っていました。これが、かなりよくて随分ヘヴィーローテーションで聞いた記憶があります。

昨年、ダイアナ・クロールのピンチヒッターで来日した時、かなりのすご腕ミュージシャンをバックにライヴをやって大好評だったようですが、シャカのジャズは、かなりの域に達してると思います。

この新作の中でも、「ラウンド・ミッドナイト」とか、「アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ラヴ」などかなりシャカ味がでています。

また、ここにはポップソング、例えば、「ゴールドフィンガー」とか、「トゥ・サー・ウィズ・ラヴ」などの映画作品なども収録され、幅広い層を狙った選曲にもなっています。ジョー・サンプルなども3曲で参加、さらに、ロンドン・シンフォニー・オーケストラまで入って、ぜいたくな作りです。

ロッド・スチュワートにしろ、このシャカにしろ、年齢が行き、こうしたクラシックに進むと、昔のファンが必ずついてきてくれるから、頼もしい。

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『クラシカーン』のアルバムは、26日の『ソウルブレンズ』内「山野ミュージックジャム」(インターFM午後4時半から)で紹介します。

Classikhan [FROM US] [IMPORT]
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