シャワー。
ナチュラリー7のライヴ。書き足りないので、もう少し。
ドラムス、ギター、ベース、キーボード、レコードのスクラッチ音、ヒューマンビートボックス、トランペット、サックス、様々なサウンドエフェクト・・・。そして、ヴォーカル。まさに彼らはヴォーカルのセルフ・コンテイン・グループだ。
あの声帯の強さとヴァリエーションに驚く。そして本当にグルーヴ感がある。下手なミュージシャン、ドラマーよりグルーヴがあるからすごい。
レコードをターンテーブルにのせ、針をレコードの上にのせる。レコードのチリチリ言う音が聴こえてくる。そして、ジェームス・ブラウンの「アイ・フィール・グッド」が、スクラッチされながら登場する。感嘆の声があがる。何度聞いても、すごい。
適度な振り付けもあり、7人がステージに横に広がると、かなり圧倒的だ。アカペラ・グループなのに、バンドが帯同しているかのように思ってしまう。
アカペラらしい歌は途中で2本のマイクを7人全員が囲み、静かに歌った作品。彼らが最初に教会で習ったゴスペルソングと紹介してのが、「ブレス・ディス・ハウス」そして、それに「モア・ザン・ワーズ」が続いた。さらに、「バック・トゥ・エッセンス」ではドゥワップの要素もいれた。ここは、テイク6にない部分だ。
各人のソロパートなど、実におもしろい。7台のカメラで各人を追って、それぞれの人の顔と、音を分解して見られたらいいのにと思う。そういうDVDを作って欲しい。
日本でのデビュー作と最新作からの曲を中心にしたライヴで、声のシャワーを存分に浴びた。
「ハヴ・アイ・トールド・ユー」が終わり、一旦彼らが舞台からはけると万雷の拍手の中、椅子席の観客も徐々に立ち上がった。自然な形のスタンディング・オヴェーションだった。
ナチュラリー7・2004年6月5日付け日記
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200406/diary20040605-1.html
ナチュラリー7・2004年6月7日付け日記
https://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200406/diary20040606.html
ナチュラリー7 『ホワット・イズ・ディス』
ホワット・イズ・イット?(CCCD)
ナチュラリー7 『ウィンター・ラヴ・ストーリー』
ウィンター・ラヴ・ストーリー(CCCD)
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ブレス・ディス・ハウス
Bless this House
Bless this house, O Lord we pray,
Make it safe by night and day . . .
Bless these walls so firm and stout,
Keeping want and trouble out . . .
Bless the roof and chimneys tall,
Let thy peace lie overall . . .
Bless this door that it may prove,
Ever open,
To joy and love . . .
Bless these windows shining bright,
Letting in God’s Heavenly light,
Bless the hearth, the painting there,
With smoke ascending like a prayer!
Bless the folk who dwell within,
Keep them pure and free from sin . . .
Bless us all that we may be,
Fit O Lord to dwell with thee . . .
Bless us all that one day we may dwell,
O Lord! With Thee!
Words and Music by Helen Taylor
and May H. Morgan ( a.k.a. Brahe ), 1927
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(2004年12月6日月曜・渋谷アックスAX=ナチュラリー7・ライヴ)
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