2002/11/27 (Wed) |
Brian McKnight |
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時は流れ、アナログの時代からCDの時代になりました。アナログで音が飛んだように、CDでも音が飛ぶということは、みなさんもご存知だと思います。理論的にはCD盤上に書き込まれたデータを読み込むときに、それがなんらかの理由によってうまく読み込めずに、そこをスキップしたり、同じところでとどまってしまうという現象です。 たいがいの場合は、CDの面をきれいにふき取ったりすると、きれいに再生できるようになります。よっぽど大きな傷でもない限り。 ところで、とあるCDの一曲目をかけたら、なんだかCDが針飛び、いや、音飛びがしてたんです。ブライアン・マクナイトの新作ベストの中の1曲目。これは新録による新曲なんですが、タイトルは「レット・ミー・ラヴ・ユー」。 で、なんどきれいにしても飛ぶ。実は、マーチンさんの番組でかけることになっていたのですが、マーチンさんが「どうも、音が飛ぶんだよねえ」というので、みんなで聞き入りました。実際飛んでます。 そこで他の盤でチェックしようとしたんですが、たまたまなくて。では、ということで、モータウンの担当者に電話しました。 「ブライアンの一曲目が飛んでるようなんですけど」というと、その担当者、「いやあ、じつは僕もそう思って、アメリカのモータウンに問い合わせたんですよ。そうしたら、これは意図的なものだ、という返事をもらったんです。ライナーノーツにも一応印刷してあるんですが」との返事。 へえ、驚いた。こんな感じがねえ。でも、そういわれれば、ありですね。よ〜〜く聞くと、アナログがチリチリいう音もはいってるんですね。それになによりも、秒のカウントが飛ばずに普通に動いているんですねえ。 来月ブライアンに会う機会でもあったら、聞いてみましょうかね。なんで、あんなことしたの、って。 まあ、人騒がせな一曲だった、というお話でした。 |
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA |